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デジモンアドベンチャー Miracle Light
第9話:選ばれなかった大人
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憧れの姿だ。強いし見た目も強そうだし」

「あれ?ハニービーモンはデジメンタルで進化したんじゃないの?」

「俺は成長期のクネモンから進化したんだ。ハニービーモンは普通の進化でも到達出来る姿。一応デジメンタルは使ってねえけど、アーマー体に分類されてるぜヒカリの姐さん」

「あ、姐さん?」

ヒカリの問いにハニービーモンが親切にその疑問に答えてくれた。

通常の成熟期として、アーマー体と同じデジモンに進化した個体も存在し、デジメンタルを使わずに通常進化した個体も、一応アーマー体として扱われる。

戦闘力は通常進化個体より、アーマー進化個体の方が若干上らしく、これは恐らくデジメンタル分のエネルギーによる差だろう。

「ハニービーモンの言葉は今は置いといて…カブテリモンとクワガーモンを止めないとな」

「見たところ、チャックモンやハニービーモンと違って半実体化したデジモンのようだから倒しても問題ないだろうね」

理性のない半実体化したデジモンはいつ何処で現れるのか分からないから問題なのだ。

今回みたいに偶然ニュースで姿を発見出来たりするのは本当にラッキーだ。

「………大輔、みんな…気を引き締めろ…来る!!」

派手な羽音が大輔達の耳に届いたのと同時に2つの巨大な影が迫ってきた。

「あれがカブテリモンとクワガーモン!?」

「ブイモン!!」

「ワームモン!!」

「「OK!!」」

「デジメンタルアップ!!」

「ブイモンアーマー進化、ライドラモン!!」

「ワームモン進化、スティングモン!!」

大輔が今回選択したデジメンタルは雷属性のデジメンタルだった。

カブテリモンとクワガーモンは高い機動力と格闘能力を持つデジモンと聞いているので、機動力が高く、広範囲への攻撃が出来るライドラモンを選択したのだ。

ワームモンは通常進化でスティングモンに進化するとカブテリモンに向かっていく。

「ブルーサンダー!!」

ライドラモンはカブテリモンに向けて蒼雷弾を放つ。

カブテリモンもプラズマ弾を放つメガブラスターを放ち、相殺させると角を突き出して突撃してきた。

「ライトニングブレード!!」

ライドラモンも対抗して電撃刃を繰り出してカブテリモンを弾き飛ばす。

カブテリモンの頭部の外郭は想像以上に頑丈でライドラモンの電撃刃で傷一つ付かない。

「スパイキングフィニッシュ!!」

スティングモンが腕からスパイクを伸ばし、一気にクワガーモンを貫こうと突撃するが、かわされてしまう。

スティングモン同様どうやらクワガーモンのスピードも相当な物らしい。

因みにハニービーモンは大輔達を守っているが、いざとなったら加勢するつもりのようだ。


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