2部 ジュエルシード事件
インターミッション1
インターミッション
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
数ケ月前 異次元 時の庭園
「お久しぶりですね」
前髪ぱっつんの少女が、何もない空間から姿を現した。
「・・・あなたに文句を言っても仕方ないわね・・・何の用」
見た目40代のいかにも魔女みたいな服装を着ている女性は、自分の研究机から声の聞こえる方に向きなおした。
「つれないですね、プレシアさん」
「はぁ、何の用かしら?私はあなたほど暇じゃないのだけども」
「折角いい情報を持ってきたのに、良いのですか?」
「・・・」
「貴方の探し物が見つかりましたよ」
「ジュエルシードが・・・」
「ええ」
「スクライア一族って知ってます?」
「あの遺跡発掘の一族かしら」
「その一族の一人がつい最近見つけましてね、
どうやら本日管理局に向けて次元船が行くらしいよ」
「いつも思うのだけど、見返りは?」
「必要ないですよ、ただあなたの立場がかわいそうだと思ったから手を貸しただけです。
私は教えるだけです。どうするかはあなた方でどうぞ」
「ええ、そこまで手を借りると後が怖いわ」
「いえ、ではあなたの研究がうまくいきますように」
「ありがとうと言っておくわ」
別に礼は言わらんですよ
貴方がどのようになっていくか楽しそうだから手を貸しただけですし
全く人間はどの世界でも、たとえ次元が変わっても愚かっていうのは変わらないらしい
滅びたものが生き返えってもろくな人生を送った人は皆無だけどね
プレシアの魔法でその次元船を事故に見せかけ不時着のさいにジュエルシードを回収の予定だったのだが・・・
「それじゃつまらないでしょ」
この少女はジュエルシードの保管場所に穴をあけ、次元に転送した。
「地球にでも落としましょうか、あの子がそろそろ来ますしね
関連するかどうかはわかりませんか・・・」
それから数日
「お探し物は見つかりましたか?」
「あなたが・・・」
「私が何か?」
「いえ、何でもないわ」
「情報を渡したすぐにあんなことになっては疑われても仕方ないですね
言うわけで、苦労して見つけましたよ」
「本当に?」
「ええ、嘘は言いませんよ」
「どこにあるのかしら」
「えっと、こちらの言い方だと第97管理外世界『地球』の海鳴って場所です
そこの地域に沢山散らばってるみたいおですから、
探すのに手は折ると思いますが見つかるんじゃないですか?」
「ありがとう、あの人形を使うわ」
それからほどなくして
地球の神もなかなかやりますね
事前にあの子にデバイスが行くようにするなんて
しかも、以前私がたわむれに色々教えた子の家にも落ちるなんて、面白くなりましたね
こ
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ