機動戦士ガンダム
2204話
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うに口を開く。
「まぁ、正直なところを言わせて貰えば……やっぱり空間倉庫だろうな。どの料理もそうだけど、釜玉うどんとかは特に出来たてが一番美味いし。俺の場合は、空間倉庫でその出来たての釜玉うどんを保存しておけるから」
「うーん、それは分かるけど……その理屈で言えば、出来たてを食べればそれは誰が作っても美味しいって事になるんじゃない?」
ゆかりの言葉に、コーネリアもまた頷く。
「うむ。出来たての料理が美味いのは間違いないが、それでも……いや、だからこそゆかりが言ってるように、アクセルが作った料理が特別だと言われれば気になる」
「そう言われてもな。そうなると、本当に隠し味の愛情としか言えないんだが」
再びその言葉に赤くなるゆかりだったが……やがて、何かに気がついた様子で口を開く。
「ああ。そっか。……料理ってのは、誰と食べるかでも変わるものね。そういう意味で、アクセルと一緒に食べていたのが影響していると言われれば……そうなのかも」
「ふむ。祭りの時に普段ならそこまで美味くない料理を食べても、美味いと感じるようなものか」
「……コーネリアって、出身はギアス世界だっけ? その世界の皇族なのよね? なのに、お祭りとか行くの?」
「うむ。麻帆良を始めとして、色々な世界の祭りを経験したぞ」
それは俺も知らなかった。
ああ、でも麻帆良祭はかなり大規模な祭りだし、そういう意味では今度皆で行ってみてもちょっと面白いかもな。
基本的に6月に開かれる学園祭で、今は5月だし。
そんな風に思いつつ、俺はコーネリアやゆかりとのデートを楽しむのだった。
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