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銀河転生伝説
第3話 ヴァンフリート星域会戦
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も付いているのかもしれんな。

「このままでは、我々とハプスブルク少将の部隊だけが突出する形になって孤立を招きます」

「やむを得ん、進撃速度を落とせ。これでは駿馬が亀と同行するようなものだ。いくら我々が戦理に適った艦隊運動をしても、他が呼応しないのでは何にもならん……見ろあれを」

「敵軍、ですね」

「目の前を獲物が素通りするのを手を拱ねいて見ていなければならないとは……キルヒアイス、この会戦に一方的な勝敗は無いな。どちらかが兵力を集中させれば一気に敵を撃砕することが叶うのに、双方とも無意味な繞回進撃で兵力を分散させてしまっている。こんな連絡の悪い宙域で採る作戦ではないのだ」

俺が指揮官ならこんな無様なことにはせんものを。

「敵も味方も、ようやくそれに気づく頃でしょうか」

「そうだな、同盟軍などと称する反乱軍の奴等も泥沼に突っ込んだ足をどう引き抜こうかと、さぞ思案に余っているとこだろうよ。勝算も立てずに兵事を弄んだ報いだ」

帝国軍も反乱軍もどっちもどっちだ。
こんな戦いは労力と時間の浪費でしかない。


* * *


<アドルフ>

あ〜終わった終わった。
今からパァっと一杯……。

いや、実はまだ終わってないけどね。
これからヴァンフリート4=2に行くところだ。

ま〜、でももう俺やることないしね。
後はリューネブルクとラインハルトに任せとくよ。
せいぜい頑張ってもらいましょうか。俺は寝てるがな。
嗚呼、楽ちんなり。

しかし、ヴァンフリート4=2か。
ここでの出来事が後にリューネブルクの戦死に繋がるわけだが……。
リューネブルクの実力は惜しいな。

同盟軍にはシェーンコップがいる。
こいつと渡り合えるのはおそらく帝国でもリューネブルクだけだろう。

単純に白兵戦の強さなら石器時代の勇者であるオフレッサーがおそらく宇宙最強だろうが、あいつバカなんだよね。
落とし穴に引っ掛かって捉えられるとか……無いわ〜w。
腕っ節だけじゃなく頭も回るシェーンコップに見事引っかけられる姿しか想像できん。
っていうかどうやって装甲擲弾兵総監まで上り詰めたんだコイツ? やっぱ腕一筋でか?

キルヒアイス、ミッターマイヤー、ロイエンタールもシェーンコップと渡り合える実力者だが、こいつらはラインハルト陣営に加わる確率が高い上、そもそも宇宙艦隊の司令官だ。

なので、差し当たってはリューネブルクをどうやってこちら側に引きこむかが課題だな。
まあ、まだ時間はある。

ゆっくり考えて行けばいいか。

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