暁 〜小説投稿サイト〜
特殊陸戦部隊長の平凡な日々
第15話:新体制の幕開けー3
[13/13]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
ゆっくりと振り返った。
そして肩をすくめて苦笑を浮かべた。

「この程度のことでサポートはいらねえよ。 それよりも、だ」

ゲオルグは一度言葉を切ると、シンクレアの傍に寄っていくと彼の肩に手をかけた。

「不測の事態が起きたときのバックアップを頼む」

小さく抑えられた声で発せられた言葉を聞き、シンクレアはわずかに目を見開いた。

「・・・わかりましたけど、出番がないのを願ってますよ」

「まかせたぞ」

ゲオルグはシンクレアの肩から手を離すと、くるりと向きを変えて再びマンホールへと向かい
地下へとその身を沈めていった。



[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ