暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
機動戦士ガンダム
2190話
[5/5]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
とも、ノリスが妙な事を考えたりすれば、それこそ即座にコバッタや量産型Wが鎮圧するだろうけど。

「ああ、悪いな驚かせて」
「……いえ、失礼しました」

 俺が声を掛けると、それでようやくノリスは俺がアクセルだと判断したのだろう。拳銃から手を放し、頭を下げてくる。
 本来なら軍隊式の敬礼とかをするのが相応しいのだろうが、一応シャドウミラーとルナ・ジオンは別の組織である以上、このような態度になったのだろう。
 ともあれ、ノリスがここにいるのは丁度良い。

「アイナは今は中か?」
「は。ギニアス様と面会をしております」

 面会と言っても、ギニアスは未だに治療ポッドの中だ。
 そうである以上、ギニアスの意識はなく、治療ポッドの中で眠っているギニアスと会っている、というのが正しい。

「アイナの件だが……」

 そう言った瞬間、ノリスの視線が微かに厳しくなる。
 ……何か妙な誤解をしてないか?
 いやまぁ、レモンを含めて10人以上恋人がいる今の俺の状況を思えば、ノリスにそっち方面で警戒されてもおかしくはないんだが。
 実際に、アイナは若く美人と言ってもいい容姿をしているのだから、ノリスとしては余計にそう思うのだろう。
 誤解だと俺が言っても、今の状況が状況である以上、説得力はないしな。
 かと言って、別に俺はアイナにそういう思いを抱いていないと言っても、そうなれば今度はアイナのどこに不満があるのかと、そう言われそうな気がする。
 ともあれ……俺は、アイナの訓練についてノリスに説明するのだった。
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ