裏プロローグ
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!」
リュカはタイトルの【そして伝説へ…】にペンで2本線を引くと、自らタイトルを書き直した…【そして現実へ…】と…
すると本が突然輝きだし目の前のリュカを吸い込み始めた!
慌てたリュカは手近にあった物を掴み難を逃れようとしてみたが、掴んだ物が常用している『ドラゴンの杖』だった為、杖ごと一緒に吸い込まれてしまった。
<アリアハン>
(ドサッ!!)
リュカは地上3メートル程の所に開いた穴から吐き出され、受け身をとることなく地面に落ちた。
「いたたたた…何だよ…乱暴に吸い込んで、乱暴に吐き出すって!しかも此処、何処だよ!?何で僕がこんな所に来なきゃいけないんだよ!!」
そこは先程まで居た執務室とは明らかに違う。
まずそこは外だった。
そして目の前には16、7歳くらいの少女が驚いた表情でリュカを見ている。
「やぁ、こんにちは」
どう見てもそこはグランバニアとは違い、過去の記憶から別世界へ迷い込んだ事を察したリュカは、目の前の少女を脅かさない様に話しかける。
「見ていたら分かると思うけど…僕、違う世界から来たんだよね!でも、怪しい者じゃないよ!出来れば帰る手立てを探したいんだけど…その前に、此処どこ?」
青年と少女の冒険の物語が始まろうとしている。
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