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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第百三十八話
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「去年の今日。私はお前に助けられた。
今度は、お前が一夏を助ける番だ」

「ちょっと…」

「なに、安心しろ。一夏が遅かれ早かれハーレムを築く事は、決まっている」

箒は、知っている。知らされている。

束から、一夏の『本当の』事を。

「仮にこの世界が小説やゲームだとしよう。
近くの神社の夏祭り。告白のシチュエーションとしては最高だ」

「アタシ箒の価値観理解出来ないんだけど…」

「私の価値観…という訳でもないが。一般論的にもいいシチュエーションではあるとおもうぞ」

「そうね……考えとくわ」

「とにかく早くしないと先を超されるぞ。
一夏は既に千冬さんを受け入れたからな」

「は……………?」

「しかも別れ際にマジックアイテムの指輪を左の薬指に着けると来た」

「嘘………? だって、姉弟でしょ?」

「嘘な物か。理由は言えんがあの姉弟には法は通じない。私達にとって、一夏の価値観こそがルールと言っていい」

何せ、ISと魔法があれば幾つかの法を易々と通り抜けられる。

「そして一夏の価値観ではおそらくハーレムはOKだ」

それがハーレムなのか、囲い込む檻なのかは、誰にもわからない。

「ああ、いい忘れていた」

「なによ」

「一夏の袴をめくったら勿論フルチ…」

「言わせないわよ!?」













side in

戻って来たら鈴が箒に抱きつかれていた。

「なにしてんの?」

「なんでもないわよっ!」

ふむ……。

「鈴。俺は胸が小さくても好きだぜ」

「違うわよっ…!……………は!?」

「箒。あんまり鈴を虐めてやるなよ」

「一番いじめてるのはお前だがな」

はて、どういう事だろうか。

「ところでロリsは?」

「ああ、杏飴を買いに行かせた。
エレンが食べたいと言っていたからな」

「わかっててやってるだろお前!
鈴がいるんだぞ!」

「なに、見た目は幼女がじゃれてるだけだ」

お前今俺まで幼女にカテゴライズしたな?

泣かすぞ。いや啼かすぞ。

ちょうどエレン達が戻って来た。

「お兄さん。一緒に食べましょう」

「おまえまでか…リム」

あ、でも昨日リム結構ノリノリだったしな…

おませな時期なんだろうか…

ベンチのある所までいくと、箒が認識阻害術式を発動した。

「ねぇ、なにこの膜?」

「それは箒が張った結界だよ。中の事を見えなくするのさ」

「正確には中の光景が目にはいっても何も感じなくするものだ。
昔の忍者が使っていた魔法らしい。
もっともこの国では忍術や妖術と呼ぶらしいが」

結界を張ると
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