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新幹線
第五章
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「これからもね、本当に新幹線で出来て今もあって」
 子供の頃からの思いを思い出しつつ笑顔で話した。
「どれだけいいか」
「祖父ちゃんにとっても日本にとっても」
「ああ、新幹線は最高だよ」
 孫に確かな声で話した、幸太郎の心には今も新幹線があった。子供の頃からこのことだけは変わらなかった。孫と共に食べるものはステーキから歯が悪くなったので別のものに変わっても。


新幹線   完


                     2018・3・12
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