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獣篇V
43 字で書くと長々。想像だと一瞬。
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け言った。そこから先はただただ彼女に誘導されるばかりであった。外に出ると一台の車が用意されており、彼女はそれを指さした。促されるままその車の扉付近まで行くと、タクシーのように自動的にドアが開いた。彼女はまた先ほどと同じように、乗って。とだけ言うと自分は助手席の方に乗った。我々も同じように車に乗り込む。乗り込んで一段落着いた頃にLINEの着信音が鳴ったので、私が代表でメッセージを開いた。鬼兵隊のグループラインからのメッセージだったので、隣に座っている晋助(かれ)にも目配せをして、それを見るように促す。内容を開けると、鬼兵隊(かれら)が今から佐々木家に向けて出発する、とのことだったので、私からは、分かりやした のスタンプを押すだけにした。私がスタンプを送った後に隣の晋助(かれ)は了解、あとは頼む。とだけメッセージを残した。それとほぼ同じタイミングで佐々木からメールが入った。面倒くさいがするべきことなので、一応メッセージを開いた。内容としては着いたらメールしてね、それまで首を長くして待ってるお☆(←これでも結構要約した方である。)とのことだったので、着いたら返信を返すことにして後は絶賛無視することにした。でも今このまま放置したらあとが大変になるので、送るメッセージは作成して、下書きに保管しておくことにした。道中到着までにしておくべきことはこのくらいしかないので、あとはただひたすら景色を眺めることにした。

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