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ノーゲーム・ノーライフ・ディファレンシア
第7話 末路
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に《《差があり過ぎる》》。まして『残機制』では、不意討ちで終わらせる事も不可能、狙撃も一発で位置が割れる。
近接戦(インファイト)など言語道断、必敗に等しいゲーム。だがそれを理解して尚、『  』の目が捉えるのは勝利の青写真だった。
その不敵な眼差しにシグは高揚感を抱く。……その裏で泣く、少年を見ないふりして。
その複雑に過ぎる感情を、空だけが見抜き。

「ゲームは楽しむもんだぜ、シグ?」

そう、ただ一言、言葉を投げかけた。その言葉にシグは眉をピクリと動かす。

「…ゲームが楽しめんのは、『  (あんたら)』と()る時くらいだよ」

────ゲームが辛いのは、誰が相手でも同じだけどな。
そんな言葉を、シグは胸の内に零した。
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