暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica18突撃! 隣のお宅訪問!〜Surprise Visit〜
[1/7]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
†††Sideフォルセティ†††

オットーやイクスの作ってくれたお昼ご飯を美味しくいただいて、「ごちそうさまでした!」をした後は、「今日はどこへお出かけするのです?」って尋ねたイクスと一緒に、新しいトレーニングウェアやシューズなどの備品を買いに行く店を決める話し合いだ。

「狙われてるヴィヴィオを、予定も立てずに連れ回すわけには行かないからな」

「ホントご迷惑をお掛けします。わたし1人の所為で大げさな会議まで開いていただきまして・・・」

そう言って長い食卓に額をコツンと当てるヴィヴィオ。最後の大隊っていう犯罪者の集団が、聖王女オリヴィエのクローンだっていうヴィヴィオを狙ってる。あと、ついでかもだけど魔神オーディンのクローンである僕や、古代ベルカ史で有名な冥府の炎王であるイクスも何気に狙われてたりする。

「そんなこと気にしなくて良いの。子供は子供らしく、大人に頼りなさい。んで、お店の事だけど、中央区アヴァロンのカーリオン・アインカオフス・ツェントルムがお勧めね。カーリオンっていうエリア内にあるショッピングセンターで、自治領内で最も大きく、買えない物は無いっていうくらいに品揃えが豊富」

「あぁ、あそこは子供の頃によく通ってたよね。結構歴史があるけれど、年代や流行に合わせて品物が入れ替わってくれるし、子供が通ってもお小遣いで買える品物も多くあるし」

「近くには本格的に魔法戦が行える施設もあるから、新しく買ったシューズや服で早速トレーニングってことも出来るよ」

シャルさんとルミナさんとセレスさんが、当時の事を思い出してか笑顔を浮かべた。それを聞いたアインハルトさんが「それは楽しみです!」って目を爛々と輝かせた。

「で? ノーヴェ。店はそこで良いかな?」

「もちろんです! シャルさん達のお墨付きなら文句は無いですよ。それであの、護衛の件なんですけど・・・」

念には念を入れて、管理世界の中でも屈指の実力を誇るシャルさん達に、ヴィヴィオの護衛をお願いすることになってる。もちろんノーヴェや僕たちだってヴィヴィオを護りたい。でもどんな相手が来たって護り切れる、なんて自惚れてない。

「あぁ、それなんだけどね。さすがに全員ってわけにはいかないから、さっきのトレーニングの時にね、ジャンケンで決めたの〜♪」

シャルさんがそう言って挙手すると、ルミナさんとトリシュさんが手を上げた。えっと、つまりは「シャルさんとルミナさんとトリシュさんが来てくれる、と?」ってヴィヴィオが尋ねると、3人はグッと親指を立てて、それはもう誇らしげに胸を張って微笑んだ。

「私もヴィヴィオをお守りしたかったのですが。よもや私がグーの中でみんながパーだったなんて・・・」

「しかも1回目で決まったからね。そういう運命だったんだよ、
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ