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獣篇V
40 MVPは意外と何回も出る。
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でられていたような感覚がしたが、それはお前ェの仕業かァ?」

そんなこと、あるはずがない。とだけ言っておく。今日初っぱなから嘘をついた。

_「だがよォ、嘘ってなァいつかバレるもんだ。嘘ほど恐ろしいもんはねェ。…ククク)」

どうやら今日はご機嫌が麗しい様子である。珍しい、そんなことがあるのか。いや、あり得るのか。やけに意味深だな、オイ。

_「それより早く、身支度しないと。私は袴に着替えるわ。その方が楽だもの。晋助は?」

いや、正直整えずともすでに整ってるでしょ、しなくてもいいでしょ。もとからストレートなんだから。

_「あァ。…一ッ風呂浴びてから着替えるとするかねェ。暑ィ。」

親父かッ!www

_「…そう。じゃあ先に入ってきたら?用意はこっちでしておくから。」

あァ。とだけ言って、風呂場に消えていった。よし、この隙だ。早く着替えよう。

着替え終わると同時に、晋助が顔を出した。なんだ、着替えたのか。とか言い出したので、ええ、そうですよ。とだけ返し、袴を胸の下までずり上げた。ちなみに袴はスカート形式なのでチマチョゴリ風な出で立ちである。
とりあえず簡単な朝御飯を作りながら、書類の用意を進めた。

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