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世界に痛みを(嘘) ー修正中ー
突き上げる海流
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であるMr.0、七武海クロコダイルとの戦闘
 先程、血に沈めたサーキース含むべラミー一味の駆逐

 予想以上に殺伐とした経歴だ。
 海軍にこの血で濡れた戦歴が露見すれば、懸賞金が軽く億を超えてしまうような気がしてきた。

「まあ、懸賞金が0の方が色々と都合が良いし、傍でビビのことを安心して守ることが出来ると思えば……」
「そんなアキトさん……」

私のことを傍で守ってくれるなんて……

 ビビは頬を染め、恥ずかし気に顔を手で隠す。

「こら、そこ!何ラブコメ繰り広げているの!?」

 その状況に我慢ならないナミがアキトの服の襟を掴み、力の限りに揺らすに揺らす。 
 アキトの顔が揺れに、揺れる。


すみません、ちょっとくさいせリフを吐きました
許してください
今、首から鳴ってはいけない音が鳴っています


 前方では荒れ狂う波の激流に流され、海王類が大海に沈んでいく。
 あれほどの巨体を誇る生物が為す術無く流されていることから、途轍もない海流だ。

「やっぱり、空島なんて絵空事だったのよ!?」
「おいおい、ヤベェんじゃねーか!?」
「大丈夫だ、ナミ、ウソップ。例え、メリー号が沈んだとしても俺は生き続ける」

 アキトは得意げな顔を浮かべる。
 ジカジカの実の力を遣えばこの荒れ狂う激流から生還することが可能だ。
 
「いやいや、何言ってんの、アキト!?」
「全然、安心出来ないわよ!?」
「アキトだけ生き残るつもりか!?俺はそんな現実受け入れねェぞ!?」

 涙を流し、絶叫したウソップとチョッパーが抱き付いてくる。
 チョッパーが顔面に、ウソップが力の限り右腕に抱き付く。

 ナミは上半身、ビビは見れば背後から背中に抱き付いていた。
 力の限り抱きしめられているため少々、身体が軋む。

 見ればロビンの能力によって生み出された手がアキトの左足を掴み、安全を確保していた。
 ロビン、侮れない女性である。

こやつ、やりおるわ

「今更だが、空島が空にあるのかをアキトが事前に確認したら良かったんじゃないか?」
「幻想も糞も無ェじゃねーだろ、それじゃあ!」

 夢も糞も無いウソップの一言にルフィが絶叫する。

「おいおい、もう落ちちまうな、俺達」
「いや、もう落ちてるわ」
「アキト、上舵一杯だ!」
「すまない、ウソップ。俺が抱えることが出来るのは1人だけなんだ」
「嘘付くんじゃねェ、アキト!」
「アキト、頼む!俺達、全員を抱え上げて跳んでくれよ──!」
「前が見えないんだが、チョッパー」
「さあ、ナミさん、俺の胸の中に!」
「もうアキトの胸の中に飛び込んでいるわよ!」
「何……だと……!?」
「さあ、上舵一杯ィ──!」
「お前ェは黙ってろ、
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