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オズのガラスの猫
第六幕その二
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「そう思うと面白い猫ね」
「確かにね」
「だから言うのよ、あと本当にね」
「本当に?」
「あたしも思うけれどこれから行く橋はね」
「オズの国ならではの」
「面白い橋よ」
 そうだというのです。
「だから是非行って見てそうしてね」
「渡るのね」
「そうすればいいわ」
 こう言うのでした、ガラスの猫も。
「オズの国ならではの経験が出来るわよ」
「オズの国はーーお伽のーー国ですから」
 チクタクもナターシャ達にお話します。
「こうしたーーこともーーあるーーとーーです」
「思う様な橋なのね」
「そうーーです」
 まさにというのです。
「とてもーー素敵なーー橋ーーです」
「成程ね、じゃあ楽しみにしておくわ」
「その橋を渡った時には」
 その時にと言うオズマでした。
「もうお昼よ」
「いい時間になっているんですね」
「大体ね」
「そうなんですね」
「そうした今日のお昼もね」
「魚介類のご馳走をですね」
「楽しみましょう」
 笑顔で言うのでした。
「そうしましょう」
「それじゃあ」
「そう、そしてね」
 さらにお話したオズマでした。
「面白いものがさらにあるから」
「橋を渡った先にもですね」
「面白い国もあるし」
「そうなんですね」
「本当に色々な場所や人があるから」
 だからだというのです。
「オズの国は最高に面白いの」
「そしてそのオズの国にいたら」
「楽しんでね」
「わかりました」
 ナターシャはオズマに笑顔で応えました、そうしてまた紅茶を飲みました。その紅茶を飲み終えてからでした。
 一行は歩くのを再開しました、そうしてお昼前にでした。
 川があったのですが何とです、そこに架けてある橋は。
 トランプの橋でした、橋の全てがトランプのカードで造られています、五人はその橋を見てびっくりしました。
「これは」
「トランプの橋!?」
「マジックみたいに建てられてて」
「そんな橋なんだ」
「この橋は」
「そうよ、それがね」
 まさにというのです。
「この川の橋なの」
「そうですか、こうした橋ですか」
 ナターシャはオズマにしみじみとした口調で応えて言いました。
「ちょっと予想していませんでした」
「こうした橋もあるの」
「オズの国にはですね」
「そうなの、それでこの橋を建てた人がすぐ傍に住んでいるわ」
「あっ、あそこに」
 ナターシャも他の子達も気付きました、丁度橋のすぐ近くにです。
 橋と同じ様にトランプのカードで建てられた家があります、そしてその家から黒いタキシードとズボンにシルクハットのリザードマンの人が出てきました。
 その人にです、オズマが挨拶をしました。
「こんにちは、ミスター」
「こんにちは、オズマ姫」
 リザードマンはシル
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