『怪我』
[8]前話 [2]次話
6月28日､月曜日のケガ､わざとに転かされたわけじゃないけど､前に居たＫｻﾝが足出してきて転けたって。
聞いてないし!今言うんじゃなくて下校迎えに行くんやから､その時ｽｸﾞ言ってや!確かめようもないやんか。
悪意があったかどうか君には見抜けんだろ？
てか､一緒にシャワーしてるくせに気付かんﾏﾏも情けない...。あんなに『ケガしてもさせてもあかん。もししてしまった､させてしまった場合ｽｸﾞ報告すること!』って言ってるのに､最低や。
頭も体も自分でﾁｬﾝﾄ上手に洗えるようになった。だからﾏﾏは背中こすってあげるだけに成りつつあった。全身くまなく傷がないか確かめるように見ることもなくなった。
そんな矢先のケガの見落とし...。親としてﾎﾝﾏそんな事あったらあかんやん...。
ケガしたら痛いから必ず言ってくれてたのに､なんで言ってくれんかったんか聞いた。忘れてたって。忘れてしまうくらい痛みはそんなに感じてないって事？そんなこと無いよ､この傷だったら痛い筈...。
ほんま君のこと大事過ぎて怖い。傷ひとつついただけでもやっぱりﾏﾀﾞﾏﾀﾞ心苦しい。辛い。悲しい。
日々厳しく言うのは､何より安全に過ごして欲しいから。多動､注意欠陥､自覚するしか無いから...。
頭では君自身ﾁｬﾝﾄ解ってるよね。でも行動が伴ってない場合が殆ど。前よりは勿論落ち着けるようになったけどね♪
小さい怪我で済めば良いけど下手したら命がなくなる。一瞬や。ほんまに些細な事が大きな事故を招く。階段や道路､危ないところは勿論...転けたら痛いところ､岩があるところ...頭打ったら何処だろうと死ぬ可能性があるって事。
だから出来る限り周りに注意して､真面目に歩く事。下手にいちびったらあかんって...。
休み時間は運動場で元気に遊んでるんやから､登下校くらいはｼｯｶﾘ落ち着いて周り見て､走らずに真面目に歩く事。周りに流されて走り出さない事。
自分の命を守ってあげれるのはﾏﾏより自分自身なんだよって事。
君とは常にﾁｬﾝﾄ話し合ってきてる。...でも､だからこそ､敢えて怪我の報告をせんかったんだろうか...。単純に言い出しにくかっただけ？それとも君なりに色んな考えを巡らせてﾏﾏが辛くなるって解って黙ってた？
もしﾏﾏが...って考えて黙ってたならﾏﾏ完全に母親失格やん。最低やん。どうしたらええ？君が怪我しても何とも思わんﾌﾘしとくべき？ほんまに痛いんよ､君が痛いとﾏﾏも...。
大事過ぎるって厄介やね。我が子への愛は少ない方がｽﾑｰｽﾞなんかな？(泣)
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
[7]小説案内ﾍﾟｰｼﾞ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿ｻｲﾄ〜
利用規約/ﾌﾟﾗｲﾊﾞｼｰﾎﾟﾘｼｰ
利用ﾏﾆｭｱﾙ/ﾍﾙﾌﾟ/ｶﾞｲﾄﾞﾗｲﾝ
お問い合わせ
2024 肥前のﾎﾟﾁ
しおりを解除