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雪音クリスの休日
09
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 本来、シンフォギア同志の格闘と決戦で第三次世界大戦が行われる予定だった本日。
 クリス制作の弁当が生ごみバケツの中に入っているのを見られたら、司令が滅多刺しにされたり、お父さんの頭部だけ鞄で学校の屋上に持って行った(コトノハ)が、以前「動いた」とか言っていた世界(クリス)を日本刀とか鉈で始末して「中に誰も居ませんよ」してから、司令の頭だけを抱えてナイスボートするようなアルファ世界線を超えて、エルフナインが28人もいる! ベータ世界線に跳躍できた風鳴司令。

「「「「「「「「は〜い、パパもア〜〜ン」」」」」」」」
「あ、ア〜ン」
 さっき吐いた分まで周囲からアーンされまくり、お好み焼きを28人掛かりで鱈腹詰め込まれる司令。
 そこでまた葉っぱが降りて来たので、緒川が道路標識からセミの抜け殻になって変わり身で脱出したのか、陸上兵力に救出されたのだと思えた。
 その葉っぱには「マリア隊員接近中」とあった。
「…………」
 本来「夜の部」に参加して、遅めの夕食からアルコールまで入った大人のお付き合いを決行。
 その後は勿論、酔ったふりして家まで付いて行って、メスの顔しながらシャワーを浴びて夜這いするか、風鳴の家に邪魔者(ツバサとクリス)が出るなら、ヘリでも飛行機でも使って国外に逃亡してホテルにしけ込み処女喪失(ヴァージンブレイク)しようと画策していた、司令ラブラブガチ勢のマリアさん。
 例え4人のシンフォギア装者でも、28人のエルフちゃんズに一瞬で倒されたので、シンフォギア装着してから来ようが何をしようと、周囲からレールガン打ちまくられたり、全員でマッスルドッキングしたスペシャルビーフケーキをタップリご馳走されて、ワルプルギスの夜さんの周囲にいる魔法少女みたいに物理攻撃全部無効。
 レベルを上げて物理で叩いても無効
 あのパッツンパッツンでバルンバルンのメスのカダラでも、シンフォギアごとボロ雑巾にされてから捨てられる。
(マリア君、来てはいけない)
「「「「「「「「パパー、パパー」」」」」」」
 司令は上下左右から抱き着かれしがみ着かれ、座席から立ち上がるのも許されず、エルフちゃん18号が一人だけ立ち上がって戸口に立った。
「フェイスパーツ変更、召喚モード、発生音変更」
 外には既にリンカーブチ込んで聖唱して、アガートラームを装着し終わったマリアが到着していた。
「エルフナインッ、出て来なさいっ、これ以上騒ぎを起こすのは許さないわっ」
 お姉ちゃんキャラなのか、命令口調で話すマリア。それは長く続かなかった。
「お姉ちゃん」
 ガラス戸を開いたのは、色違いのキャロル装束を着たエルフ18号だったが、その顔も声も気配も、全て亡き妹、セレナ・カデンツァヴナ・イヴの物だった。
「セ せ、セ、セレナ……」
 さっきまで力強
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