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僕のヒーローアカデミア〜言霊使いはヒーロー嫌い〜
ヒーローは遅れてやってくる
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は不利に近い。ただ、それがチンピラ並みの強さであればだが。

「まぁ、俺達からしたら好都合だ。脳無、ガキ共を嬲り殺せ」

地面に拳をめり込ませた状態で固まる脳無に指示を仰ぐ。 それに対し、脳無は拳を引き抜き、近くにいた緋奈達の元へと駆け出した。そして、緋奈達が気づいた頃には、黒い巨大な拳が視界に映っていた。

「無視してんじゃねえぞォ!! 脳味噌野郎!!」

「爆豪の言う通りだ」

「私達も手伝いますわ!」

「援護するよ!!」

「わ、わたしも!!」

爆豪、轟、八百万、耳郎、葉隠(除く)が各々『個性』を発動させる瞬間、いつの間にか轟の氷結から脱していた黒霧と死柄木が道を遮り立ちはだかる。

「邪魔すんじゃねえ! クソ(ヴィラン)ンン!!」

「邪魔だ」

「力づくで通らせてもらいますわ!」

「全力で行くよ!」

「わたしもがんばるよ!」

爆豪達は道を遮る死柄木と黒霧に臆することなく、攻撃を始めた。

その背後では、脳無の拳が緋奈達に届く寸前だった。瞬きした瞬間に、拳が激突する。そうすれば死ぬ。

緋奈達の脳を支配したのは『死』。 それ以外の事が考えられない。避けなければならないのに避けるという思考がない。

やがて、拳が緋奈を支える蛙吹の顔面に届く瞬間、

「−−やらせるかよ!!」

バヂィっと、眩いほどの電撃が脳無の全身に直撃した。そしてそれをやってのけたのは−−

「ヒーローは遅れてやってくるってな!!」

と冷や汗を浮かべ、無理して余裕そうな笑みを口元に刻む上鳴だった。
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