第一章
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訓練の時の服
近江舞子は京都において古都の平和と文化財を守る為に仲間達と共に日々戦っている。だがこの時舞子は仲間達と共に悩んでいた。
祇園戦隊マイコファイブ、彼等は五人で共に高校の体育館で訓練をしていた。その時に舞子は仲間達に言った。
「ねえ、私達が今着てる服だけれど」
「体操服ね」
「それがどうかしたの?」
見れば五人共上は白の体操服で下は赤の半ズボンだ、学校指定の体操服だ。
その体操服姿でだ、舞子は仲間達に言ったのだ。
「もっとヒーローらしい服にしない?」
「ヒーローらしい服って」
「体操服じゃなくて」
「そう、訓練の時の服ね」
つまり今の服はというのだ。
「こうした体操服じゃなくて」
「違うの」
「他の服にしようっていうの」
「そう言うの」
「そう思うけれど」
それがというのだ。
「どうかしら」
「別にどうでもいいんじゃ」
イエローの浜舞子はこう言った。
「訓練の時は」
「そうよね、動きやすい服ならね」
それならとだ、ピンクのルネ=毎子もイエローに同意見だった。
「それなら」
「今ので困ってないし」
ブルーの武芸川真衣子もこう言った。
「それでね」
「動きやすいし汚れてもすぐに洗えるし」
グリーンの魚沼麻衣子も同じ意見だった。
「問題ないでしょ」
「だからヒーローが体操服だと」
それがと言う舞子だった。
「地味っていうか普通じゃない」
「だからなの」
「駄目だっていうの」
「今着ている体操服は」
「普通だから」
「そう、何かヒーローらしい服ない?」
舞子はまだ言った、だが。
ここでイエローがふと言った言葉にはこう返した。
「ブルマとかは」
「いや、あれ下着じゃない」
舞子はイエローに即座に否定で返した。
「殆ど」
「まあそうよね」
「あんなの穿いて訓練したら」
それこそというのだ。
「周りに変に注目されて」
「それでなの」
「どれだけ恥ずかしいか」
実は五人は今は舞子修行の一環として訓練を行っていると言っているのだ、しかもそれで通用している。
「わかったものじゃないわ」
「まああんなの穿いたら」
ピンクもこう言った、ブルマについて。
「太腿は付け根まで丸見えで」
「そうでしょ」
「お尻のラインもはっきりで」
「下着だからね」
「あれはないわね」
「あんなの穿いたら」
舞子は現代の女子高生として言った、そのブルマについて。
「どれだけ目立つか」
「というか半ズボンでもね」
ブルーは半ズボンのお尻のところに手をやってくい、となおしつつ話した。
「こうして時々めくれとか気にしないといけないのに」
「そう、それもあるでしょ」
舞子はブルーにまさにと応えた。
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