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オズのガラスの猫
第一幕その一
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ないのでどれだけでも起きていられることはというのです。
「いいことよ」
「そうよね」
「うん、ただね」
「ただ?」
「これが時々持て余すのよね」
「暇になる時もあるわね」
「そうならない?あんたも」
 こうつぎはぎ娘に聞くのでした。
「時々でも」
「だから今思ったのよ」
「冒険の旅に出ていないって」
「冒険の旅に出たらいつも賑やかだったり色々な場所を見られるけれど」
 それでもというのです。
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