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ロボスの娘で行ってみよう!
第5話 馬鹿が学校にやって来た
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な。
彼の方がよほど優秀なのに何故あの馬鹿《フォーク》が主席なんだ。

戦時中にも関わらず。同盟の士官教育って旧大日本帝国陸軍の幼年学校から士官学校そして陸軍大学へ向かう、教育形態によく似てるな。旧大日本帝国海軍の様に完全なハンモックナンバーでその後が決まるし、参謀は平面でしか作戦を立てられないし、補給軽視だし、行き当たりばったり作戦だし、教育方法を考え直すべきだけどね、今はどうにもならない状態だね。校長ですら直せないんじゃどうにもならないかね。

それから、馬鹿《フォーク》がしょっちゅうちょっかい出してきたので、
適当にあしらいながら、過ごしまくりですが余りにしつこいので、
親父《ロボス》にチクリに来ています。無論ダスティーも引っ張ってきましたよ。

「リーファ先輩、今回は俺関係無いんじゃないんですか?」
「あら、彼女がストーカーからの被害を受けてるのに彼氏が何もしないのは問題じゃない」
「未だ引っ張りますか。俺の人生は決まっているんですか、
最近姉達が先輩を連れて来いとヤンヤヤンヤなんですよ」

「あら、それじゃ早めにご挨拶に行かなければ成らないわね」
「マジ勘弁して下さい」
スゲー嫌そうな顔をするアッテンボロー、よほど姉が苦手なのであろう。

結局はリーファに引っ張られて、アッテンボローはロボス提督夫婦の待つレストランへ連行された。
「リーファ、此処だ」
「お父さん、お母さん、お待たせしました」
「お久しぶりで有ります」

「アッテンボロー君そんな畏まらずに」
「そうですよ、家族なんですから」

アッテンボローはロボス家の立ち位置が、いつの間にやら、家族にランクアップしていた。
頭を抱えたいアッテンボローで有ったが、此処では抱えるわけには行かないので、
にこやかに挨拶をしているのだ。

「はい、宜しくお願いします」
「さあ、座ってくれたまえ」
ロボス提督も夫人もにこやかに着席を進めてくる。

「リーファ今日はなんなんだい?」
「アレかしら、いよいよ婚約かしら?」
「おう、それならば、ご両親に早くご挨拶に行かねば、不義理になってしまう」

「あー父さん母さん、未だ未だだよ」
「んではどうしたんだね?」
「いやね、私今ストーカーに悩まされて居てさ」

話を聞いたロボス提督が眉間に皺を出しはじめた。
「なんだと、リーファを狙う奴が居るのか!」
「まあ、貴方落ち着いて」

「で何処の何奴なんだ!軍の関係者か?学校の生徒か?」
ロボス提督は湯気を出しそうな勢いで聞き出す。
「今年入った新入生で、アンドリュー・フォークとか言う奴なんだけど」

「なに、新入生だと!リーファをストーキングするとは、おこがましいわ!!」
「まあまあ貴方落ち着いて」
「此が落ち着いて居
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