暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
ペルソナ3
2060話
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 毎晩のように街中に出てくるシャドウを倒したり、タルタロスを攻略したりしている間に、あっという間に時間が流れ、1月30日。
 いよいよ明日決戦の日を迎えるという日の午後……土曜日という事で、学校の授業も午前中だけで終わり、俺は……正確には俺とゆかり、美鶴の3人は千代田区にあるホテルで寛いでいた。
 何でも1800年代からの歴史を持つ、東京でも……いや、日本でも有名なホテルらしい。
 勿論このホテルの建物自体はそこまで古い訳ではないだろうが。
 いわゆる、格式あるホテルという奴だな。
 ……普通なら当然高校生が泊まれるようなホテルではないのだが、今日に限っては桐条グループの方でこのホテルを用意して貰ったので、問題はない。

「うわぁ……正直、こういうホテルに泊まるなんて初めて」
「そうなのか? ゆかりの場合は母親が桐条家の分家とかいう話だろ? こういうホテルに泊まるのも珍しくはないと思ったんだけどな」
「そうね。……もしかしたら、小さい頃……本当に何も覚えていないくらいの時には泊まった事があったかもしれないけど……」

 ああ、そう言えばゆかりは中学の時に母親と喧嘩別れ……って程じゃないにしろ、一緒にいたくないって言って、父親の件を探るために月光館学園に来たんだったよな。

「そう言えば、今更……本当に今更の話だけど、ゆかりの母親が桐条家の分家って事は、ゆかりと美鶴って何気に血が繋がってるんだよな」
「そう言えば……」
「あまりその辺は意識したことはなかったが、繋がっていると言えば繋がっているな」

 ゆかりの視線に、美鶴が頷く。
 もっとも分家と言ってもどれくらい離れている家なのかは分からない。
 美鶴の反応を見る限りでは、親戚や従兄弟といった関係よりも随分と離れてはいるようだが。

「そう考えると、ちょっと面白いわね」

 ルームサービスとして頼んだ様々なパーティ料理の中から一口サイズで作られたサンドイッチを口に運ぶと、ゆかりは笑みを浮かべて言う。
 そんなゆかりや美鶴と会話をしつつ、他の面々について考える。
 今日は明日に備え、英気を養う日だ。
 他の面々も、桐条グループの方で手を回して楽しんでいると思う。
 順平はチドリと、有里は山岸とアイギスと、荒垣、天田、真田は男三人で、それぞれ行動している筈だった。
 コロマルの方は、長鳴神社に特製の料理を届けるとか言ってたから、コロマルも今頃は腹一杯食べている事だろう。

「有里と山岸は……アイギスがいるから、あまり恋人同士みたいな事は出来なさそうだな」
「……突然、何よいきなり」

 俺の言葉に、ゆかりが呆れの視線を向けてくる。

「いや、他の連中はどうしてるかと思ってな。有里はアイギスも一緒にいるから、山岸との仲が進展しそうにないと思って
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