暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
9部 ViVid!
5章 今日から明日へ
空と世界の色
[1/4]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
 おれ自身この一撃で終わったと思った。
以前のアインハルトなら終わっていたことだろう。
過去の亡霊となり、動いていたままのアインハルトなら
どうやら俺の娘もなのはと同じく想いをぶつけて届ける力があるのだろう。
もしかしたらヴィヴィオだけではなく、
この小さなチームメイトの応援の声に響いてか
今まで応援してくれた人達や、
この大会で知り合った人達の応援のお陰かもしれないが・・・
ふらつきながら立ち上がったアインハルトから目の光が今までよりも強く感じる。

「ーやれます」

 そういいながらアインハルトはファイティングポーズを取り立ち上がった。

「ーよかった。
やっといつものアインハルトさんだ。
いつも一生懸命で優しいわたしたちの大好きなアインハルトさんです。」

 ヴィヴィオは慈愛の笑顔でアインハルトにそう話しかけていた。
リオとコロナも笑顔で頷いていた。
なのはに言ったら親バカと言われた。
あれ見たらなのはも同じことそれ以上に言うと思うけど・・・

「いい一撃を頂いて、目が覚めた気がします。
感謝の想いは(こぶし)()せます。
受けていただけますか?」

 体力も気力もボロボロなはずなのにここに来て一番の闘志を感じた
それを受けるようにヴィヴィオも

「もちろん全力で」

 こちらも軽くステップをしながら気を引き締めたようだ
いい感じだ。
俺の好きな風景でもある。
二人ともがんばれ・・・

 アインハルトは一瞬の攻撃できる感じをして飛び込んだ
アインハルトの必殺技
覇王断空拳
それを(すん)でのところでヴィヴィオはかわした。
でもアインハルトは買わされる予感もあったのだろう
今度は打ち下ろしの覇王断空拳
それをヴィヴィオは持ち前の感覚でかわしながらヴィヴィオの新たな打撃の必殺技
魔力を集めてのアッパーカット
カウンターに決まったアインハルトは膝から崩し、後ろに倒れこんだ、
ヴィヴィオはそのまま追撃に行こうとした瞬間
ノーヴェが後ろから止めて試合終了

 ノーヴェが一瞬俺の方を見たので、俺は一例をした。
この子達全員ノーヴェも含めてまっすぐに進んでいる
アインハルトも自滅に近いような強さを求めないだろう。
俺そういうの教えるの苦手だし、ガウやエレさんならうまく教えてくれると思ったんだけど、
必要なしみたいだ。
本当にこの子達とは、まぁハンディキャップ有りだけど本気で戦ってみたい。
今の状態で本気で戦ったら多分蹴り一撃で終わると思う。
ましてや魔法有りなら戦闘じゃなくて暴力でしかない。
そう想い伏せてたら、
アインハルトを中心にチームメイトが笑い泣きしてらぁ

「ねえシャンテ、ちょっとあそこにいっていい?」

「あそこって、百合
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ