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転生旅行
第十八部[Fate物語]
原作開始前
第十の物語[絶対防衛要塞【トロイ】]
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お墓には

『護国の神将ここに眠る』


・・・


軍隊を率いる戦において、

白髪赤ジャケットは恐ろしく厄介な相手だな。




・・・

弟子達はギリシャ全土に散っていった。

アーラシュ君は千里眼に導かれてまた人を救いに行った。


私はトロイアが持ち直すまでは面倒を見ようかな。




・・・

後世の歴史書において、

最強の英雄は誰かと言われたら、

ギルガメッシュ

ヘラクレス

アーラシュ

クー・フーリン

アルトリア女王

ラーマ

カルナ

レオニダス一世

アレキサンダー

ロムルス

源頼光

とかなり多くの英雄の名が上がるが、

最優の英雄はヘクトールだと言われている。

古今東西どの歴史においても、

あれほどの戦力差を覆して平等条件の停戦[実質的な勝利]に持ち込んだ将は彼だけであり。

彼がもし生き残っていたならトロイアが世界を制していたんじゃないかと言われている。

実際に戦死した正確な人数は解っていないが、

トロイア城壁付近の骨塚には少なくとも一千万人分以上の骨が見つかっており、

骨の劣化具合から紀元前十三世紀〜紀元前十一世紀の間の遺体であり、

その時期の大量死亡の記録はトロイア戦争しかなく、

トロイアの全人口が十万人程度だったところを考えると殆どアカイア軍の遺骨だと推測されている。

余談であるが、

遺骨の中に尻尾のある巨大な人型物も見つかっている所から、

当時の地球には尻尾の生えた人間がいたとされている。


英雄pediaヘクトール一部抜粋


・・・座にて

「いや、おじさんにそんな才覚は無いよ」

「史実だと援軍で来た英雄が寿命で死んでて居ない扱いになってたから、全ての戦果を君の成果だと思われているみたいだね」

「過大評価され過ぎておじさん過呼吸になりそう」

「援軍を除いたとしても十分な活躍だけどね」




・・・








頁は次に続いている。







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