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ロボスの娘で行ってみよう!
第42話 ルビンスキーの恐怖
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誅を加えて何が悪いか!直ぐさま釈放せよ!」
「巫山戯ているのか!!」

「統合作戦本部長アンドリュー・フォーク元帥だ!貴様の行為は叛乱行為だ!」
フォークを尋問している、憲兵大佐に憲兵少将が駄目だ此奴という顔で目配せする。
「フォーク中尉、貴官は殺人未遂犯だ。誰の命令で動いた」

「上官が叛乱を起こした部下を処罰するの、自由惑星同盟軍法第109条による正当な権利である」
「上官とは誰のことだね?」
「小官アンドリュー・フォーク元帥である」

「貴官は只の中尉だ、世迷い言は寝てから言って欲しいものだ」
憲兵大佐はあくまで冷静に話すが、段々苛ついてくる。
「何をいうか!、士官学校首席卒業、統合作戦本部と宇宙艦隊総司令部で手柄を立て続けた小官だ!」

憲兵大佐は小声で、憲兵少将に「此奴頭が逝かれてます」と言うしか無い。
結果的に何日調べても家を調べても何も出てこない、唯一の可能性は姿を消した看護婦であるが、彼女自体、全くパーソナルデーターが偽造であることが判明したが、それ以降の足取りは全くつかめなくなっていた。


■自由惑星同盟 統合作戦本部

フォークの世迷い言の最中も今回の警備の不備について反省会が開かれた結果、
フォークの侵入ルートが判明した。

フォークは偽造招待状を持参しており、受付もそれを信じてしまったことが最大の要因と成った。その後判明したのであるが、フォークを案内してきた、ホテルボーイが事件後行方不明となり、その後部屋から死体として発見されたのであるが、死後1ヶ月以上経っており、事件時には何者かが入れ替わっていたことが推測されたが、足取りは全く掴めなかった。

会場の警備についても再現と共に検討された結果がでた。
レベロ、ホアン、カスターの三名は警察所属のシークレットサービスが素早く守った為にカスター国防委員長が漏らした事を除けば怪我も無かった。

警備兵は会場周辺はパトロールしていたのであるが、内部には警護官と副官が居たに過ぎなかったのは、まさかテロが起こるとはと安心しきっていたことも原因であった。シトレが撃たれたときも素早く動けず、又ロボスは新婦の父として最前列に並んでいたことが前面に護衛官が躍り出るタイミングを逸した原因だと判った。


帝国暦483年10月11日早朝

■フェザーン自治領 自治領主オフィス  アドリアン・ルビンスキー

ボルテック補佐官が慌てた状態でオフィスへと駆け込んできた。
「ボルテック、そんなに慌ててどうしたのだ、フリードリヒ4世でも死んだのか?」
「そうではありません、同盟で統合作戦本部長シトレ、宇宙艦隊司令長官ロボス、ヤン・ウェンリーが暗殺されたもようです」

なんだと、俺は何も指示していない、そうすると軍強硬派のクーデターか?落ち着
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