暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
ペルソナ3
2047話
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である以上、俺としてはゆかりの言葉に反対するつもりは一切ないのだが。
 既に封印の間まで攻略が終わっている以上、急いで上に向かうような事とかもしなくてすむし。

「ほら、アクセル。行くわよ。こうしている今も、美鶴先輩達は自分を鍛えてるんだから。何もしないでいれば、すぐに追いつかれてしまうわ」

 それもまた、ゆかりの本心の1つだろう。
 美鶴と2人揃って俺の恋人という事になったゆかりだが、だからといって、ゆかりはその関係に甘えるような真似はしない。
 勿論、まだ影時間が解決してないからというのも大きいのだろうが、ゆかりや美鶴の性格を考える限り、あまりその辺を気にしなくてもいいと思う。
 何だかんだと、ゆかりも美鶴も自分には厳しいしな。

「別に追いつかれたって構わないと思うけどな。……正確には、次の満月までには美鶴達も追いついてくれるのが、こちらとしては助かるんだが」

 タルタロスの階層が全てを決める訳ではないだろう。
 だが、上の階に行けば行く程、出てくるシャドウは強力なものとなる。
 そうである以上、どうしても戦って勝った時に得られる経験値は多い。
 ……もっとも、この世界で経験値がきちんと数値化されているのかどうかは、俺にも分からないが。
 ただ、原作のある世界で、もしその原作がゲームだとすれば、経験値とかがあっても不思議ではない。
 正直な話、出来ればその辺りの情報とかもしっかりと目に見える形であってくれれば、嬉しかったんだが。
 そんな風に思いつつ、俺はゆかりとコロマル、刈り取る者と一緒にタルタロスで荒稼ぎをするのだった。
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