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星の痣を持つ赤龍帝
番外編 悪魔には使い魔が必要になる
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匙。駒4つで済ませるなんて羨ましいよ。

「サジ。貴方は勘違いをしています」

「ど、どういうことですか?」

匙が支取先輩に尋ねる。

支取先輩は眼鏡をくいっと上げて説明をする。

「彼、兵藤一誠君は今代の赤竜帝です。リアスの兵士の駒8つを消費をしても出来ず、最終的に赤竜帝の力で兵士の駒を変異の駒に変えなければ転生出来なかったほどです。調べてたところ彼の駒の価値は兵士15個分で、何故か翼は出せないらしいです」

「こ、駒15個分で翼が出てこないって意味が分からないぜ」

「匙、気にしても仕方ないよ。それに翼が出てこなくても何とかなるよ」

「相変わらずだな兵藤は。悪魔に転生しても変わらないぜ」

匙と話している内に時間が過ぎていて、新人悪魔の顔合わせが終わった。



生徒会もといシトリ眷属の顔合わせが終わった後、僕たちはとある森にいる。


「使い魔ゲットだぜ!!」

「ひゃ!」

突然のでアーシアが悲鳴を上げながら僕と黒乃の後ろに隠れてしまった。
声の方に向くとケチャップが大好きな電気ネズミの相棒を持った、永遠の10歳のトレーナーの格好したおっちゃんがいた。

「俺はマザラタウンのザートゥジ!使い魔マスターだせ!リアス・グレモリーさん、この者たちが電話で言ったこの子たちか?」

「はい、ザートゥジさんよろしくお願いしますね」

「なるほど、金髪の美少女と茶髪で中性の子と赤毛でピンク色の渦巻きのメッシュの美少女の3人か……」

ザートゥジさんは僕、アーシア、黒乃を見て頷いていた。

「イッセー、アーシア、黒乃、この人は使い魔のスペシャリストよ。この人の言うことを参考し、使い魔をてにしなさい」

「「「はい」」」





「あのオススメの使い魔はどれですか?」

「人によって好みが変わるが、おれがオススメするのはこれだぜ!」

ザートゥジが使い魔専用の図鑑を指したところを見ていると、青いドラゴンが写っていた。

「あの、これは?」

「おう!これは竜王の一角、天魔の業の竜(カオス・カルマ・ドラゴン)のティアマット!竜王で唯一のメスのドラゴンである!誰一人も使い魔をしようとする悪魔はいない」

『ほう、ティアマットか。懐かしい名だな』

ねぇ、ドライグ。ティアマットのこと知っているの?

『あぁ、昔に何度か戦ったことがある。そのときは力を求めていた俺を何度も完封なきまで倒したんだ。それで奴は俺を嫌っているんだ。歴代の赤竜帝も何人かが奴と遭遇している』

竜王は魔王クラスの実力保持者だろ?
凄いな、ドラゴンは。

「イッセー。竜王ティアマットを使い魔にしなさい!部長命令よ!!」

「いやいやいや、無理ですよリアス部長」

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