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白ひげ海賊団の副船長
第十四話
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「それでどうしますか」

「手が出せんぞ、オリシスは覚醒した。白ひげも覚醒者だ覚醒者二人でも手に余るのに白ひげ海賊団に傘下の海賊団を敵にすれば......」

「海軍本部は無事では済まない、戦力が半減であればまだいいが。白ひげの海震で殆どが海の藻屑になるだろうな」

「ゼファーは本当に大将を辞めるのか」

「もう決めた事だ。センゴクには迷惑を掛ける、補佐はするさ」

「オリシスの件で責任を感じてるのか?」

「違うなカイドウだ。大将が完全に力で負けたんだオリシスには言ってあるし、カイドウの件は何とかしてくれるらしいぞ」

「本当か! それは助かったぞ」
センゴクは心底ホッとしてるのが分かる。

「懸賞金は幾らにすれば良いか分からんな」

「20億は超えるでしょうが、この際無しにしますか」

「懸賞金は不明か.....」

「ロジャー・白ひげ・冥王レイリーと同格か」

「いいんじゃないかい、もう既にカープに勝っているんだ覇王色の覇気も半端じゃないしね」

「ガープはどうなんだ。もう十日もすれば復帰できると聞いたが」

「はい間違いなく、ガープ中将をガープ大将に出来れば問題は半分が片付くが」

「無理だろうな、天竜人と関わり合いになりたくはないしね」

「コングさんどうする」

「ゼファーの大将は継続だ、形だけな後任が出来るまで我慢してくれ」

「・・・・・形だけですよ。それと休暇をくれないかな」

「休暇か構わんがどうした」

「大将になってから家族に心配ばかりで家族サービスをな」

「すまんな、明日から休暇に入ってくれこっちは大丈夫だ。海軍に残って貰えるなら十分だ」

「オリシスの所に行く」

「大丈夫かい?」

「大丈夫だ、息子に妻が合いたいと言ってな我儘も偶にはな。序に白ひげと酒でも飲んで来る」

「現状の把握か?」

「現状では白ひげの戦力も分からんしな、少し調べて来る」
皆すまん、本当は家族の為だ......

「うむ、構わん形はそれで行けばいいさ。楽しんで来いこの仕事人間が」

コングさん・センゴク・おつるさんに俺は互いに笑い出し場の雰囲気も和んだ



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