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混沌の魔術師と天空の巫女
第8章 日常編
毒の島
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「(ま、詳しい事は魚を持ち帰って、評議院に調べてもらうとするか。
 で、本題は・・・・・・)」

あの島が毒で覆われた原因・・・。

「(島の中心、監獄がある場所まで行くしかないか!!!!)」

俺はそう決めるのだった。
島の中心へ行けば行くほど毒の霧が濃くなっている。
つまり、そこに原因があるという訳だ。

「行くぜ!!!!」

調べる事はもう調べたから、これを最後にこの依頼を終わらせるぜ!!!!






































「見えたぜ。」

俺は妖精の球(フェアリースフィア)を囲み、ようやく、
この島の中心の監獄である建物の(あと)を見つけた。
建物は殆どが壊されて、毒の霧も濃かった。

「(進んでみるか。)」

俺はそう決め、念の為に妖精の球(フェアリースフィア)を3重に囲っておいた。

「(行くぜ。)」

俺は前に進んだ。






















そして、数分後・・・



「っ!!?あれは・・・!!!!」

俺は目の前の光景に驚いた。巨大な紫色の魔水晶(ラクリマ)があった。
さらに、周りにもたくさんあった。

「!!!」

さらに驚く事に、紫色の魔水晶(ラクリマ)のヒビから、
紫色の霧が出ていた。

「これが、毒の島になった原因・・・!!!!」

俺はそれに驚くしかなかった。

「(兎に角・・・1つ持ち帰って、調べて貰った方が良いかもな。)」

俺はそう思いつき、適度な大きさの紫色の魔水晶(ラクリマ)を探し、
良さそうなものが見つかり、妖精の球(フェアリースフィア)で囲み、持ち帰る事にした。




































「こんな所かな?」

俺は毒の島から出て、毒の島に入る初日の古い港にいた。
妖精の球(フェアリースフィア)で囲っておいた紫色の魔水晶(ラクリマ)
毒の島にあった草や花、そして生物の事を書いたメモを纏めていた。
ついでに、毒の島の海に生息している魚を1匹を連れて行く事にした。

「これだけあれば十分だな。連絡をしよう。」

俺はそう言い、連絡用魔水晶(ラクリマ)で評議員のラハールさんに連絡した。

「ラハールさん、コージです。」

『おおっ、君か!大丈夫だったか?』

ラハールさんが俺を見て驚き、そう言う。

「大丈夫です。島にあった草なども持ち帰ります。
 そちらで一応
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