暁 〜小説投稿サイト〜
蒼穹のカンヘル
十八枚目
[2/2]

しおりが登録されていません
[8]前話 [9] 最初 [2]次話
魔方陣が現れた。

俺がよく知る感じがした。

魔でも聖でもなく…光。

その魔方陣から現れたのは父さんとアザゼルだった。

二人は半壊した家に驚くが直ぐ様こっちに向かって来た。

「無事か!朱璃!朱乃!篝!ヴァーリ!」

あぁ…父さん達が来てくれた。

「父さん……」

安堵感で力が抜けそうになった。

「篝!?その姿は!?」

はは…やっぱり驚くよね…

「おれ…まもったよ…母さんとヴァーリと姉さんを…まもったんだ」

視界が揺れた。

「あ……れ?」

崩れ落ちる俺を、父さんが抱き止めた。

「よくやった!よく…家族を護った!」

だめだよ…父さん…いま…おれにさわったら…けがするよ…

心ではそんな事を思ったが、父さんの言葉には応えたかった。

「うん…まもったよ…」

そして俺は意識を失った。

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ