暁 〜小説投稿サイト〜
おぢばにおかえり
93部分:第十三話 詰所へその七
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
です。ガードレールの下をくぐって先輩の詰所に向かう時もやっぱりお店が並んでいます。おうどんとかラーメンの。
「そんなに高くはないし」
「ですか」
「それにね」
「それに?」
「それがいいっていう男の子もいるわよ」
 何か話がマニアックになってきました。
「小さいっていうのがね」
「そうなんですか?」
 何度言われても実感できない言葉です。
「そういうことよ。それにしても」
「はい?」
 今度は私の方をちらちらと見ての御言葉です。
「中学生にも見えるわよね」
「それもよく言われます」
 無意識のうちに憮然となっちゃいます。

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ