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ルヴァフォース・エトランゼ 魔術の国の異邦人
生存戦 1
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よる決闘で解決することは、両者の合意がある場合のみ認める。
 2)生徒同士で決闘を行う場合、必ず学院側へ申請し、講師・教授の立ち会いの下で行う。
 3)決闘は非殺傷系呪文のみ使用可能。
 4)決闘の結果は覆らない。その一度の結果が全てであり、再戦の要求や報復は断じて認めない。その禁を破った場合、退学処分とする。
 以上、アルザーノ帝国魔術学院、学院生活生徒心得より。

 素手や武器による攻撃は禁止。魔術のみの決闘。
 秋芳はこれに応じた。
 毎日のように放課後の運動場で決闘が行われた。
 一節詠唱に切り詰められた【ショック・ボルト】や【スリープ・サウンド】が矢継ぎ早に浴びせられるなかで【サイ・テレキネシス】を悠々と三節詠唱して相手の襟を絞めて落とす。

「じ、実戦ならより殺傷力の強い呪文が使えるから【サイ・テレキネシス】を唱える前に――」
「ほう、ならまた実戦方式に切り替えてやってみるか?」
「ぐぬぬ……」

 【ルーン・ロープ】を鞭替わりにして振るい、【マジック・バレット】をはね除け打擲する。

「きちんと魔術を使っているぞ。これは素手でも武器でもない」
「ぐぬぬ……」

 このようにして、勝ち続けた。
 ちなみにこの連日の決闘の勝敗を賭けて小遣い稼ぎをしているロクでなし魔術講師がいるのだが、それはまた別のお話。

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