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シベリアンハイキング
タルクセナート
文明からの使者
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らく答えは得られまい。

「承知した。ところで旦那。報酬の方は・・・。」

「ち、全く卑しいタタールだ。おい!」

そう言って男は従者に荷物を取り出させた。出てきた土嚢袋はテーブルに置かれると、その音から中身が金属で、量もなかなかな物であることを伺い知ることが出来た。袋の口から金のインゴットが輝くのが見えた。ドミトリーはそれを確認して、軽く首を左右に降ってから、役人に向かって言う。

「しかし、旦那これでは話していた量の半分くらいしか無いですな。」

するとすぐさま役人は切り返す。
「残り半分は首尾良く終ってからだ。」







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