暁 〜小説投稿サイト〜
ランス 〜another story〜 IF
第5話 ホモ焼き鳥
[5/5]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
ておいてよかった情報だ。
 
「むぅ……」
「………」

 戯骸とゾロは 殆ど同時に後ろを振り返った。
 何かが来た気配を感じ取ったからだ。当然、それは見知った相手。戯骸にとっては先ほどまで戦っていた相手。魔人のガーディアン。シーザーとイシスの2人だ。

「戯骸、山カラ追イ出ス。サテラ様ノ命令ハ、絶対ダ」
「…………」

 すでに臨戦態勢になってる2人。
 懐かしささえ覚える光景だが 今は再会を懐かしむ……と言った感じではない様だ。と言うよりそんな事はしないが。

「戯骸。お前が連れてきたんだ。……責任を取れ」
「おう! 責任とって後ろの処女貰ってy「絶対零度」あんぎゃーーー!!」
 
 両手から放たれるのは 氷系最上級広範囲殲滅魔法。
 対軍使用と呼ばれる魔法の1つだが、ゾロは圧縮に圧縮、極めて圧縮し、周りに被害が及ばない様にぎゅーーっと詰め込むと、そのまま戯骸に向かってボールでも放る様に、撃った。極限まで圧縮された冷気の爆弾は戯骸に着弾すると、そのまま冷気爆発。氷漬け……にはならない様だが、威力を吸収しきれなかった様で、シーザーとイシスの方まで吹き飛んでいった。

「ナッ!!」
「!!」

 突然吹き飛んでくるのは、2人にとっても予想外だった様だ。それでも頑張ってキャッチしたのだが、魔法の威力が強くて、そのまま吹き飛び…… 翔竜山から がらがらがら〜〜 と落下していった。




「突然の攻撃はイシスとシーザーには悪いとも思うが 分類が人間である以上、私とは敵対関係だ」
『あぁ……。こればっかりは気の毒に思ってしまう。……勿論、ガーディアンの2人だけだがな。あのホモ鳥は知らん』
「ふふ。主よ。JAPANの悪夢が蘇ったか?」
『…………思い出したくないから言わないでくれ』


[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ