暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜灰の軌跡〜 閃V篇
異伝〜終焉に諍う英雄達の来訪〜最終話
[1/13]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
〜オルキスタワー・33F・応接室〜



「え、”英雄王”リウイ・マーシルン大使………!?一体いつから、アタシ達の話を………」

「ええっ!?その名前って確か……!」

「異世界の大国にしてエレボニアを2度も打ち破ったメンフィル帝国の前皇帝陛下ですわね。………どうやらその様子ですと通信を最初から起動させて、リウイ陛下にも私達の事情を聞かせていらっしゃったようですわね?」

リウイの登場に驚いたミシェルの言葉を聞いたユウナが信じられない表情でリウイを見つめている中静かな表情で呟いたミュゼはヴァイスに視線を向けた。

「ああ。遊撃士協会からの連絡を受けたエリィからの通信内容を考えるとクロスベルどころか、メンフィルを含めたゼムリア大陸自身をも巻き込む大事件になる確立が高い事は想定していたからな。お前達からの又聞きで伝えるよりも、最初からお前達自身の話を聞いてもらった方が手間が省けるからな。」

「……………既に俺達―――メンフィルの情報についても遊撃士協会を通して聞いているだろうが、改めて名乗る。―――――俺がメンフィル前皇帝にして現メンフィル大使、リウイ・マーシルンだ。通信越しになるが見知りおき願おうか、並行世界の新Z組。」

「貴方が”英雄王”………」

(確かこっちの世界のエリゼさんが目の前の”英雄王”って皇帝の孫娘の専属侍女長だっけ?という事はあのモニターに映っているメンフィル帝国の前皇帝はその孫娘の”祖父”って事になるから結構な年齢を取っているという事になるけど………幾ら何でも若すぎない!?)

(どう見ても孫がいるような年齢の容姿には見えませんね。)

「(ふふ、そうですか?私達の世界にもローゼリアさんや”鋼の聖女”という”規格外な存在の例”もありますし、リウイ陛下は人間族と魔神―――魔王の間から生まれた”半魔神”との事ですから、それらの件を考えるとそれ程おかしなことではないかと。)―――お初にお目にかかります、異世界の大国の偉大なるリウイ皇帝陛下。世界は違えど、かつては戦争をした国の民であり、ただの士官学院生如きの私達の為に貴重な時間を割いて頂いた事、心より感謝を申し上げますわ。」

リウイが名乗り上げるとクルトは呆けた表情でモニターに映るリウイを見つめ、リウイの容姿に驚いている様子のユウナとアルティナに苦笑しながら指摘したミュゼはモニターに映るリウイに対して恭しい挨拶をした。



「……世辞はいい。むしろ、お前達には感謝しているくらいだ。何せ、お前達の情報通りだと、間違いなく第U分校に派遣している1年半前の件で生まれた我が国の”英雄”――――リィン・シュバルツァーが”鉄血宰相”達の愚かな野望に巻き込まれ、窮地に陥る可能性が高い上リィンの他にも第U分校に派遣しているメンフィル帝国所属の者達
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ