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白ひげ海賊団の副船長
第三話
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全員が緊張している中で!

「ん!それは鶏肉か?」

「はい」

「悪い、それ俺だよ」

「「「「「えっえっぇぇぇぇ〜」」」」」

「すまんすまん、あの鳥の肝臓が親父の心臓病に効くらしくてな」

「それなら言って下さいよ」

「そっすよ、本気で焦ったっす」

全員が冷や汗と気が抜けたのかどっかりと座ってしまった。
何故って?

それは!盗み食いする者はオリシスの黒い拳が頭に降り注ぐからだった。

既に500人以上の者が制裁を受けている。
若い者や新人に多いのだが最近は教育を受けた者しか本艦であるモビーデック号に乗れなくなっていた。
被害者が多いのだ、それも洗礼になっていたが・・・・


「悪い悪い、昨夜遅くに医学書の読んでないのを見つけてな読んで見たら何とな、医学書で心臓病の事が書いててな親父に効くらしいので実験してたんだ」

「それで出来たのかよい」

「出来る訳が無いだろう。漸く実験の準備が出来たとこだ」

「どれ位で出来るんすか?」

「一月位かな」

「おい、オリシス良い酒はあるか」

「親父まだ朝だよ、酒の前に朝食に薬は飲んでくれよ」

「煩い息子だな」

「あぁ〜、そうだよ一家の長である親父に元気であって欲しいからね、長男として俺が言わないと」

「その後に飲んでも良いんだな」

「それはお任せで。俺は飯食ったら・・・・・サッチ何でもいいから朝食を運んでくれ実験を続けるから」

「はい、副船長直ぐに」




オリシスの部屋

それは実験室と言う部屋である。


誰も勝手に入れない、秘密の部屋








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