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ゲート自衛隊 超化学提督物語
二次小説で登場するような無能な政治家がリアルにいたら大変です。
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国に対して宣戦布告をしろと?」

『そうだ。流石にあの発言は無視できない。どうやら過去の地球政府は我々の力を見くびっているようだからな』

タロウは通信モニターに映し出されている宇宙軍元帥の言葉を聞いて少し戸惑いを隠せなかった。

「いや、あのような発言をしているのは一部の国家であって地球全体ではありませんよ」

『それは理解している。それにいい加減に地球政府に度重なる要望については政府のほうもうんざりしているからな。彼らが我々に対して技術提供や国交樹立の要求は日に日に増している。それは我々の力を理解していないこそ傲慢な要求が絶えないという事でもある。我々の力を理解していない地球政府に対して我々の武力を見せつけるには、韓国はいい生贄だ』

「は、はあ……しかし並行世界に対して艦隊を移動するには色々と制約が」

『問題ない。君のところの艦隊はいつ旗艦を除けばいつ退役してもおかしくない船ばかりだ。それを失った所で政府も特に気にもしていない。退役寸前の旧式艦でも地球世界に駆逐艦数隻ほどを投入すれば直ぐに決着はつく。なに、地球世界に送った艦はこちらに戻す必要はない。送った分の船の補充はやっておくから君が最善と思った行動を期待している』

「わ、わかりました」

韓国に対して戦争をすることは決定事項になった事にタロウはまた厄介な仕事が増えたと心の中でため息を吐くのであった。

「ああサキ。これから至急地球に向かうから小型艇を直ぐに用意してくれ」

「わかりました司令。」

「それと、日本政府に対して緊急記者会見があるから広い会場を提供してくれるように手配も頼む」


こうしてタロウは政府の宣戦布告内容を伝えるために地球世界に向かう事になった。そして日本政府に対して韓国の事で銀河連邦政府の声明文があるので記者会見を開きたいと発表した。タロウの要望に日本政府は直ぐに了承し、各国の記者を集まっても問題がないように記者会見の会場を準備した。

記者会見に集まった各国の記者たちは韓国の暴走についてどのような内容を話す事か真剣な表情でタロウを見ていた。

「お集まりいただきありがとうございます。私は銀河連邦宇宙軍第56艦隊司令官のタロウ・ヤマダ中将です。これから発言する内容は銀河連邦政府の公式発表です」

そう言ってタロウは書類を出してその内容を伝えた。

「韓国のこれまでの行動は一国家としてあるまじき行為である。自国の財産ともいうべき国家の技術を無償提供に加えてありもしない罪状を述べて謝罪や賠償金の要求は国家として明らかな敵対行為と認識する。故に銀河連邦は韓国の声明文を宣戦布告と認定。銀河連邦は韓国に対して無条件降伏を要求する。今より五日後にこの要求を飲めないのであれば、銀河連邦は韓国軍及び韓国軍事拠点に対して一
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