暁 〜小説投稿サイト〜
死神と呼ばれた転生者
第9話
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が飛び立ち始めた

 リュウイチ「全機バジュラはもう敵では無い。ギャラクシーを潰せ」

 ブルーはシシオウブレードを抜き、迫りくるGゴーストをぶった切った。
 コウタのVF−25もVF−27の、機動性を上回り次々と撃墜していく。
 ユーリはサイコブラスターを連発し、周囲の敵を一掃していく。

 そしてバトル・フロンティアがマクロス・アタックを敢行、バトル・ギャラクシーを貫いた。
 ギャラクシー部隊が全滅した時、惑星から巨大なバジュラ・クィーンが上昇してきた。

 全機、全艦が攻撃をするが、直前で攻撃が消えてしまう。

 リュウイチ「チィ。次元断層をバリアにしているのか」

 だがバジュラの一部が不思議な行動を取った、次元断層に張り付き円を描いたのだ。

 リュウイチ「アルト、ブレラ。あそこだ、バジュラ達がトンネルを作ってくれたぞ」
 アルト「了解」

 アルトとブレラはその中へ飛び込んでいった、そしてブルーも。
 アルトはランカからバジュラ・クィーンは、首から上が無くても生きて行けると聞かされていた。
 アルト達は首を集中攻撃し、頭を切り離した。

 グレイス「何故分からない。これが人類の進化だという事が」
 アルト「人の人生を滅茶苦茶にしておいて何が進化だ」
 ブレラ「今までの借りを返すぞ」
 リュウイチ「俺にも一撃やらせろ」

 3機は揃って、バジュラ・クィーンの頭部を破壊した。

 リュウイチ「おっと。全部消しておくか」

 ブルーはバスターランチャーを展開、引き金を引いた。
 巨大なエネルギー弾がバジュラ・クィーンの頭部を完全に消し去った。

 バジュラ・クィーンはそのままバジュラ達を連れて何処かへ行ってしまった。
 ランカが言うにはこの星を人類にくれて、別の銀河へと旅立ったという事だ。
 フロンティア船団は無事に惑星に着陸、居住惑星を手に入れた。
 ゼウスは降りなかった。

 リュウイチ「契約終了ですので、ゼウスはまた客探しの旅に出ます」
 オズマ「少しぐらいゆっくりしていけよ」
 リュウイチ「あまい、オズマ。商売人は儲けていくらなんだ」
 オズマ「そうか。じゃ又逢えたら、酒でも飲もうぜ」
 リュウイチ「そうだな。楽しみにしておく。ではこれで」

 ゼウスは消えて行った。

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