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死神と呼ばれた転生者
第6話
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 コウタ「入れました」
 リュウイチ「じゃ死んで来い」
 コウタ「ひでぇ」
 リュウイチ「1つ忠告してやる。死にたくなければ、お気楽な感情は捨てろ。殺せ、以上」
 コウタ「???」
 リュウイチ「ブルー出る」
 コウタ「コウタ行きます」

 下は見渡す限りザフト艦で埋まっている。
 ミサイルが撃ち出された、始まった。

 コウタ「行きます」
 リュウイチ「死んで来い。俺は基地近くで遊ぶ、間違ってもサイクロプス忘れるなよ」

 俺はそう言ってアークエンジェルが、居る辺りの掃除を開始した。
 自分で飛べるディンは数が少ないが、グゥルに乗っているジンがやはり多い。

 リュウイチ「派手にやると、ばれるかな。仕方が無いツインビームサイズでやるか」

 だが何も無い所で味方が破壊されると目立つ様で、無線にゴーストだの色々言われている。
 俺は『死神』だと、声を大にして言いたい。
 コウタのアホはもう目立ち過ぎだ。
 大物狙いで艦艇を沈めているがザフト艦しかいない所で急に、ザフト艦が沈んだら大いに目立つ。
 あいつとは、隠密作戦は無理だ。
 正面ゲートはもう落ちるな、そうするともうじきキラが降りて来る。

 アークエンジェルのブリッジ前に、ジンが来てビームライフルを構えた。
 この瞬間にキラが来なかったらと、思うのは仕方が無いだろう。
 でも来た様だ。
 天空がキラリと光そこからビームが放たれ、ジンの持つビームライフルを破壊した。
 そしてフリーダムが降りて来てジンを蹴り飛ばした。

 キラ「連合、ザフト両軍に伝えます。アラスカ基地にサイクロプスがセットされています。戦闘を止め退避してください」
 リュウイチ「コウタ時間だ。アークエンジェルの撤退を援護する」
 コウタ「了解」
 リュウイチ「アークエンジェル並びにフリーダムへ撤退を援護する。光学迷彩解除」

 ブルーとVFが突然現れた。

 キラ「あなた達は一体?」
 リュウイチ「時間が無い」

 ブルーはアークエンジェルの撤退方向に、バスターランチャーを展開して引き金を引いた。
 ザフト艦とMSが巨大なエネルギー弾に、飲まれ消えて行った。
 俺は周囲のザフト艦とMSも、バスターランチャーで消滅させていった。

 リュウイチ「何をボケっとしている。今の内に味方にも連絡、急げ」
 マリュー「全艦撤退します。我に続け」

 ブルーがバスターランチャーを片付けると、バスターライフルを取り出し残りを始末し始めた。

 キラ「もう止めてください。戦意を失って逃げる敵まで、撃つ事は無いでしょう」
 リュウイチ「お前に命令される筋合いはない。退け、邪魔だ。コウタ始末して来い」
 コウタ「了解」
 キラ「本当に止めてください!」

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