暁 〜小説投稿サイト〜
エアツェルング・フォン・ザイン
そのにじゅうご
[2/4]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
面白いわ。
きっと、他の人もそう思ってくれるわ」

ふぅむ…

「考えておくよ」

「そう、期待してるわ。そろそろお風呂にするわ」

時計を見ると、もう19時だった。

「OK」

アリスはバスルームの方へ向かう。

まずアリスが入ってから俺と玉藻が入る。

アリスが魔法で風呂を沸かすから当然だ。

「玉藻、おいで」

「んー!」

ポフン!とヒトガタになった玉藻に抱き付かれる。

「ご主人…!ご主人ご主人ご主人!」

「お、おう?どうした?」

「一緒にお風呂入りたいです!」

「ふぁ!?」

「私がヒトガタになってから一度も一緒に入ってくれてないです!」

「い、いやぁ、それは、ね…?」

「良いじゃないですか!リアルではカトラスさんと入っていたんでしょ!」

「幼稚園の頃の話だ!」

それにもう200年以上前の事だし、UW行く前の事なんてほとんど覚えていない。

「むー…部屋でカトラスさんとお互い下着姿だったと聞いています」

「や、葵はそういう対象として見れないし…
つか一応男だし…」

「じゃぁ私の事は意識してるんですか!?」

う…それは…まぁ…

「してないって言ったら嘘になるな。
葵は小さい頃から見てたからそうな訳で…」

「あら?面白い話をしてるじゃない」

え?風呂入ったんじゃなかったの?

「一緒に入ってあげなさいよザイン」

「はぁ!?」

「何よ?恥ずかしいの?わかったわ私も一緒に入ってあげる」

「え?」

いま、何て言った?

「さ、行くわよ」

アリスに後ろ襟を引っ張られ、風呂場に連れて行かれた。

「待て待て!おかしいだろ!?」

「うるさいわね。早く脱ぎなさいよ」

と言いながら玉藻とアリスは服を脱ぎ始めた。

「いやいや!何してんの!?」

「面倒ね…玉藻」

「はーい!」

玉藻に後ろから抱きつかれた。

「ちょぉ!?」

「じゃ、脱がすわよ」

「待て待て待て待て!」

「暴れないで、パンツが脱がせにくいわ」

「テメェはどこぞの吸血鬼か!?」

そんなやり取りが有りながら、結局俺は脱がされ、二人と風呂に入る事になった。

「へぇ…アナタの体って本当に子供なのね…」

「あんまり見るな」

「あら、ごめんなさい」

あぁ…もう…

「どうしたのザイン?」

「目のやり場に困るんだよ」

アリスも玉藻もスタイルいいし…

てゆーか何で玉藻はロリ巨乳なんですかねぇ?

「あら、ザインは私の体に欲情してるのかしら?」

「してない!」

なんでこんな事にぃ…?

「ほら、背中流してあげ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ