暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはStrikerS 〜困った時の機械ネコ〜
第3章 『ネコにもなれば』
第42話 『ネコ先生によるスキルレッスン?』
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 彼が言った「よく見ていてください」というのは初めの配置前の回転で全て覚えろという意味であった。
 気づけば、全てめくり終わっていた。


「では、ランスター二等陸士。負けた場合、明日私のようにいくらか工具――重り――を忍ばせた訓練着でストップ&ゴーのダッシュを負けた回数×5回、なのはさんの早朝訓練前に行なってください」
「……え」
「問題ありません。きちんと起こしに行きます。順を追って心身の崩壊を起こさない二歩手前ぐらいで訓練していきましょう。では次はランスター二等陸士が配ってください。今の時間で5分でしたので、カードを切っている時間は休憩できますからそのまま続けるとして20回はできますでしょうか」
「……ハイ、ネコセンセー」
『……』


 新人たちはティアナの魂が体から出て行くのが見えたような気がした。
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