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こんなチートでもありですかい?そうですかい。
第13話。変人の中学生活
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本日は入学式。クラス分けが張られている掲示板を見て、教室に移動し待機。

シロちゃんとは違うクラスだった。むむ・・残念。

校門で凛ちゃんにも会って声をかけたけど、露骨に逃げられた。

馬鹿めっ!学校と言う閉鎖空間で逃げられると思うなよ!?

と思ってたら同じクラスだった。

「運がないな。凛ちゃん。」
「・・・・」

心底悔しそうである。

席に座り、リラックスしていると、
「・・・・そこの御仁。」
「うお?」

メガネをかけたイケメンに声をかけられた。

「あの女狐のことを知っているのか?」
「女狐?」
「あの女のことだ」

と、顎で凛ちゃんを指し、凛ちゃんは負のオーラを纏った笑みを浮かべる。

「凛ちゃん?友達やで?」
「・・・・悪いことは言わん。あの女は止めた方がいい。」
「大丈夫や。凛ちゃんことちゃ〜んと知っとる。けど、俺が友達としたんやから、口出しはいらんで。」

そういうと、凛ちゃんはどや顔を見せつけてきた。イケメンメガネは悔しそうだ。

「ところで自分。名前なんつうの?」
「おお、これは失礼。柳洞一成という。宜しく頼む。」
「衛宮晋吾や。よろしゅう。」

中学初の友達は、爽やかな奴だった。高ポイントのところは自分から俺に話しかけたところ。・・始めてかも。

始めての体験に感動する晋吾であった。

入学式も始まり、体育館に父兄の姿も見られる。親父は風邪が治ったようで、今回も3人で出席。

大きめに購入したダボダボな制服を着るシロちゃんを愛でながら、校長先生の話を右から入れれて記憶にとどめます。

フッ、俺にかかれば容易なことよ。

式も終わり、また各クラスに移動。さて、ここから中学生活の開幕。大いに楽しむとしますか。





4月のオリエンテーションも終わり、そろそろ部活動が始める頃。

「一成は部活とかするの?」
「いや、生徒会に入ろうと思ってからな、どうするかわからん。」
「凛ちゃんは?」
「どうしようかしら?やる気はないけど・・」

3人で昼食を取っている時に、部活をするか質問してみた。

ちなみに基本、3人で昼食を取るのだが・・絶対に二人は会話せず、俺対一成。俺対凛ちゃん。で会話をしているようなもの。

お前らどんだけだよ。犬猿の仲ってこういうこと言うんだろうか?一見3人仲良く食べているようで、2者間で冷戦勃発してるんですが・・・・

一成は生徒会に入るらしい。まぁ、会長オーラは今でもあるからな。

凛ちゃんは「どうでもいいわ。」的な顔で返答する。興味がないのですね。わかります。

「晋吾はどうするつもりなのだ?」

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