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相談役毒蛙の日常
二十八日目
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クリスハイトが振り下ろした槍が、トレジャーボックスを叩き割った。

「マジか。やりやがったコイツ」

そして、全てのモンスターが消失した。

「はぁ…はぁ…はぁ…」

トレジャーボックスの前で大の字になって倒れるクリスハイト。

「で、良いものは手に入ったか?」

「あー…?あー…なんか装備が…」

ALOではトラップハウスのトレジャーボックスでも、破壊すればそれなりの確率でアイテムや装備がドロップする。

まぁ、クリスハイトはそんな事構ってられないくらい疲労しているが…

「自衛隊の訓練よりマシだろうに」

「自衛隊では…武器を持ったモンスターに立ち向かう術はおしえない…」

「そか。なら…もう少しやろう」

「は?」

「あと14セットね」

「え?ちょ?」







数分後

「ひぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」

ダンジョンにあるウィンディーネの叫び声が響くのだった。

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