暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第四十三話 ナンバーズ 1 
[2/10]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
。キャロが気を失って、エリオがキャロを抱えているんでしょ?ならそのまま後退して。こっちもできるだけ下がるから』

『で、でも!』

『忘れないで、スバル。アタシ達の任務はあくまでケースの確保。いま反撃してケースを巻き込んでしまったら、地上にも大きな被害が出るわ。このまま後退しつつ、相手を引きつける』

『……分かった。うまくヴィータ副隊長とリイン曹長と合流できれば、あの子達を止められるかもでよね?』

ティアナに諭され、スバルは落ち着く事ができた。

そこに、待っていた人達がやってきた。

『おし、中々いい判断だ。スバルにティアナ』

力強い、ヴィータの念話がそこに届いた。





「オラオラオラオラ!どうしたどうした!」

ノリノリで攻撃しているように見えるアギトだったが、内心あせっていた。

(くっそー!なんて頑丈なバリアなんだよ!アタシの攻撃が通らないなんて!)

アギトの炎撃はアスカのバリアに全て防がれていた。

(あいつらをチョットやっつけてルールーを逃がすつもりだったのに、これじゃあ動けねぇ!)

実際のところ、アギトはアスカ達を動けなくなる程度に痛めつけるか、隙を見て逃げるつもりでいた。

だが、アスカが素早くバリアを張り、その場に留まった為に攻撃をし続けなくてはならなくなったのだ。

「こうなったら……ん?」

アギトが更に強力な魔法を使おうとした時だった。彼女は大きな気配に気づいた。

「ルールー、何か近づいてきている。魔力反応……でけぇ!」

アギトとルーテシアが頭上を見上げたと同時に、

「うおりゃあぁぁぁぁぁぁぁ!」

雄叫びと共に天井が崩れ落ちた。

「!」「え?」

アスカはそのタイミングを逃さなかった。

素早くティアナを抱きかかえると、一気にスバル達の所まで後退した。

「捕らえよ!凍てつく足枷!」

崩れた天井の砂煙の中から魔法の詠唱が響き、ルーテシアの足下に冷気が渦巻く。

「う……」「なっ!」

反応が遅れるルーテシアとアギト。

「フリーレンフェッセルン!」

包み込むように氷の檻がルーテシアとアギトを閉じこめた。

「ぶっ飛べえぇぇぇぇぇぇぇぇ!」

さらにヴィータがガリューに向かってギガントフォルムのグラーフアイゼンを叩き込む。

それに反応したガリューは左腕で受け止める。だが、

「どりゃあぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

ヴィータは強引にグラーフアイゼンを振り抜いた!」

「……!」

その圧力に耐えきれなかったガリューは、壁に激突した。

そのまま、瓦礫に中に埋没する。

「おう、待たせたな」

グラーフアイゼンを通常の状態に戻して肩に担ぐヴィータ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ