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MS Operative Theory
技術解説
装甲材質
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と呼ばれることになった。

 第1次ネオ・ジオン戦争以後の装甲材質は、チタン合金セラミック複合材系の素材が主流となり、ガンダリウムは一部の高級機に使用されるのみとなった。以後は、U.C.0100年代のマイクロハニカム技術の実用化に伴い、装甲材質よりも加工方法の重要性が増していくこととなった。


??装甲材質による防御力の違い??

 純粋に防御性能だけを見ると、ガンダリウム系のマテリアルが他の素材を圧倒するほどの性能を示す。ただし、装甲の構造によっては性能差が逆転する可能性もある。

■実体弾が命中した場合

・ガンダリウム合金

 高い剛性と靭性を持つガンダリウム系の素材は、実弾兵器に対し絶対的な防御性能を有する。しかし、最初期に開発されたガンダリウムαでは衝撃による破損が見られた。

・その他の素材

 超硬スチール合金やセラミック系素材などが含まれる。これらも実弾兵器に対して高い防御性能を持つ。しかし、セラミック系素材は靭性に欠けるため、バズーカのような大口径火器が命中した場合には割れることもあったといわれる。

■ビーム兵器が命中した場合

 装甲材質に関わらず、ビーム兵器に対してはほとんど場合、本来の防御性能に関係なく破壊された。


??装甲材質の主流はチタン/セラミック系マテリアル??

 宇宙世紀ではチタン/セラミック系の装甲が主流である。また、時代を経るにつれ、ガンダリウム系装甲材質にもセラミックが取り入れられ、材質による性能差は縮まっていると考えられる。これはU.C.0100年代以降、ミノフスキー立方格子に沿って異種結晶化結合を成長させる、マイクロハニカム技術が成立し、使用する材質に関係なく、無格子欠陥金属以上の強度を持つマテリアルが精製可能となったことが大きい。



補足事項

??追加装甲の効果??

 装甲はMS本体だけでなく、「フルアーマー・オペレーション」やシールドに代表される外装式の追加装甲としても装備される。材質はMS本体の装甲とほぼ同じであるが、外装式のために装甲を厚くすることが可能となり、MS本体の装甲よりも高い防御力を発揮する場合があった。中には装甲としてだけでなく、武装コンテナとしての機能を併せ持つタイプの追加装甲も存在していた。


??MS以外で使用された特殊な材質??

 MS用の装甲材質が著しい進化を遂げる中、民生品やMS以外の兵器に使用される材質にも変化が見られた。

 民生用としては、ザク系MSのフレームに使用されているという、「ジオ・ジェラルミン」から削りだされたスーツケース「ジオナイト(対加重100t)」が知られている。このスーツケースは一年戦争時から70年以上もの間、生産され続けているほか、U.C.0080年代後半
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