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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第八十六話
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と箒が殺気を滲ませる。

「そうじゃねぇよ。俺等は別につけられちゃいない。
本当に、二人と話すだけだ。
だが、ベルリンにもその手の輩は居るだろう。
霊的防御は任せる」

「わかった」

二人と外に出て、パレードで変装する。

「じゃぁ、適当な酒場に入ろうか」

「っはー…すげぇな…それが魔法か?」

「ISでもおんなじ事できるけどね」

ちょうど向かいの通りに飲み屋が見えたので、そこへ入る。

ちょうど奥まった席が開いていたので、その席を選ぶ。

「三人。ビール一杯ずつとツマミを適当にお願い」

「かしこまりました〜」

直ぐにビールが運ばれてきて、遅れてソーセージが運ばれてきた。

運ばれてきたビールを煽る。

「いやぁ…本場のビールを飲んでみたかったんだよねぇ」

「若…アンタまだ13だろ?」

「そう言いなさんな。いい飲みっぷりじゃねぇかボウズ。
お前さん日頃から飲んでやがるな?」

「あ、バレた? 姉さんには内緒ね」

「なんだ?尻に敷かれてるのか?」

「そこの元ロシア諜報員よかマシさ」

「なに…?」

楯無がヴィッサリオンをジロリと睨む。

「いやぁ、こいつとロシアンルーレットしたのが懐かしいよ。
そういやあのときのリボルバー今も持ってんの?」

と聞けば。

「ああ、ここにな」

と胸の辺りを叩いた。

ああ、確かにあの時のリボルバーだ。

「そう殺気を飛ばすなよ楯無。
簪を助ける時に使ったのはコイツの部下達だぞ」

「……………そう、だな」

楯無の殺気が消えた。

「さて、それじゃぁ詳しい話をしよう」

二人の雰囲気が一瞬で変わった。

「実は明日『織斑一夏』を誘拐する計画がある」

「「……」」

「そこで頼みたいのは………動くな」

「「は?」」

おー、二人が面白い顔してる…

すかさず開いた口にソーセージを突っ込んだ。

「楯無。俺の出自に関わる事でな。
誘拐を企んでるのはファントムタスク。
ここまで言えばわかるな?」

楯無はコクコクと首を動かした。

「ヴィッサリオン。シルヴヴァインの任務は引き続き箒の護衛だ。
俺の誘拐の一報が入っても取り合うな。
これは楯無も同じだ。
日本選手団にも知らせるないいな?」

「「おう」」








酒を飲んで、店を出ると10:30だった。

二人と別れて、一人ベルリンの夜道を歩く。

金。

裏路地の横を通りすがった時、視界の端に金色が煌めいた。

「?」

数歩引き返して裏路地を覗くと、少女…否、幼女が倒れていた。

その服は乱れていたが、質の良い物で、ストリー
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