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サトシ「25歳」〜理想と現実の先にあるもの〜
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1時間後、、


サトシ:「それじゃあ、俺たちはこの辺で」


ヒロシ:「今日は色々と
ありがとうございました」


マツノ:「うむ。私も君たちと話しを
する事が出来て良かったよ。
これからは力を合わせて行こう」


サトシ達はマツノ率いる会員達と
顔を合わせた後、今後の動きについて
話し合った。その結果、決まった事項として
ポケモンを所持しているサトシ達を
シルフ壊滅の主力とし、
ポケモンを所持していない会員達は
諜報員として各町に派遣される事となった。
又、情報の伝達に関してはミドリ主任が
ケーシィを使って連絡する事となり、
サトシ達のやるべき事は各々の戦力強化が
メインとなった。


マツノ:「今日顔を合わせた会員達は
ほぼミドリ主任と一緒にいた元孵化施設の
社員達だが、あと30人ほどの会員は
皆それぞれシルフの調査に出かけている」

ヒカリ:「えっまだ他に会員がいるんですか?」


マツノ:「組織で動くとシルフに目を
つけられやすい。シルフの計画で、
組織を作っている事が漏れると
反逆組織として取り締まりの対象に
なり兼ねないからな。なので普段は
私とミドリ主任、そしてさっきお茶を
淹れてくれた会員の3人でここに居るのだ」


ヒロシ:「なるほど、、。仮にシルフが
訪問して来たとしても、少数で家族を装えば
バレない訳ですか」


マツノ:「その通りだよ」


ミドリ主任:「私の同僚達も、基本は
それぞれの実家から通っているわ。
今は家が一番安全なのかも知れないわね」


タケシ:「ミドリさん、いつか私の実家に
入って2人きりではにゃっ」


マツノ:「うぉっほん、、ではサトシ君。
情報収集は今後我々に任せて、
君たちはいつシルフと対峙しても良いように
ポケモンなり武装なり各自の準備をしてくれ。
君たちのボスにも宜しく」


サトシ:「わかりました!帰ったら
ウチのボスに言っときます!」


ヒロシ:「これからご協力の方
宜しくお願いします」


サトシ達は頭を深く下げた後、
研究所に帰る事にした。


サトシ:「あ、そうだミドリ主任!」


ミドリ主任:「ん?」


サトシ:「ウチの看護士からの伝言で、
預かってたシェルダーの療育が終わって、
無事に元気を取り戻したって言ってました!
”水質環境整えたままミドリ主任に渡す日まで
預かっておきます”だそうです!」


ミドリ主任:「あの子が元気に!?
良かった、、、」


サトシ:「だから全てが終わるまで、
シェルダーとギャロップを
もう少しお借りします!」


ミドリ主任:「ええ(笑顔)
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