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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第五十八話
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と、心が平坦になり、下手をすれば感情が無くなってしまう可能すらある。

詳しくはGATEの番外編でも読んでくれ。

ん?何か今電波を受信したような…ま、いいか…

二つ目は……

「そうだねー!私とキスしちゃったもんね!
封印は溶けちゃったもんねー!」

束さんとのキスだ。

束さんに頼まれてこんな解除条件を設定した。

魔法科のオースみたいな物だ。

原作内でのオースは魔法力を抑えていたが、俺が使っているのは感情を抑える物だ。

そして魔法とは超常の力であって万能の力ではないのだ。

勿論、この魔法にもデメリットがある。

「いや!本当にヤバイんですって!」

そのデメリットとは感情を抑えていた分、解除した後に感受性が高まるという物だ。

つまり、ドキドキするのが隠せない。

「そうだよねー。いっつも性欲とか諸々押さえてるんだもんねぇ…
反動が来ちゃうよねぇ」

わかってるならやめて!

「でもやーめない。
だってその時のいっ君かわいいんだもん!」

そう言いながら、腕で俺を胸に押し付けながら、束さんは俺の髪の毛を弄っていた。

「うん!出来た!これで完璧だよ!」

メティス・サイトで見ると、見事なアップにセットされていた。

「さぁ!これで誰もいっ君とは気付かないよ!さぁ!二人でまわろう!」










二人で一通り屋台を回った俺と束さんは、人気の無い雑木林でキスをしていた。

「はぁ…はぁ…まだ…するんです…か?」

もう、何て言うか、脳が溶けそう。

「まだまだするよ。だって毎晩ディスプレイ越しには話してるけどさー、その時は触れ合えないじゃないか」

確かに、その通りだ…

だったら…

今度は、こちら側からキスをする。

「んむ!……ん…ふ…んっ…ぷは…いっ君も、ノって来たね…」

今度は束さんから…

お互いが溶けそうで、ずっとそっちに意識を割いていたから。

俺達は気付けなかった。

俺の肩に誰かが手を置いた。

その誰かに、ぐるんと振り向かされ、唇を奪われた。

「んぐ!?」

相手は、箒だった。

そのキスは、蹂躙するように激しい物で、俺はその場にへたり込んでしまった。

唇が離れ、箒は言った。

「こんな所で何をしていたんだ?一夏、姉さん?」
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