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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第五十話
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はぁ…

第一回モンド・グロッソ二日目夕方

俺達はVIP席で観戦していた、のだが…

「ねーねー一夏おねーちゃん、トイレいきたーい」

「はいはい、ったく、さっき行っとけって言っただろ」

「うむ、ならば私が連れていこう…エレン」

「はーい」

「一夏君、席立つなら飲み物買ってきてー」

「自分で買って来い、ていうか行かねぇよ」

「お嬢様、それくらいご自分でなさってください」

「え?一夏ちゃん行かないの?」

「ぶっ飛ばすぞこの野郎」

「一夏一夏、イギリス機のさっきのヤツビームストリームに似てた」

「ビームじゃなくてレーザーだがな」

「むぅ…」

「ますたー、稼働プログラムの最適化していい?」

「勝手にやれ」

「ZZZ…」

「おい、のほほん、寝るな」

ていうか…

「自由すぎるぞ貴様等ぁぁぁぁぁ!」

今朝からずっとこの調子だ。

今の面子は俺、箒、橙(化成)、エレン、リム、刀奈、簪、虚、本音の九人(ただし今は箒とエレンがトイレに行ってて7人)だ。

「てゆーか!なんで保護者がついてねぇんだよ!?」

この場に居るのは九人だけ、子供九人だけなのだ。

『箒を頼むよ一夏君』

『じゃ、俺とフィグネリアは離れた所からみてるぜ若』

『おい坊主、刀奈と簪を頼むぞ。あと虚と本音もな』

上から柳韻さん、ヴィッサリオン、楯無だ。

今ここに居る最年長は布仏虚(14)だ。

ちなみに最年少はエレン(4)だ。

ちなみに精神年齢なら俺(29)だ。

橙はヴィッサリオンの親戚の子という設定だ。

「こんなに女の子に囲まれてるんだから喜べばいいじゃないの」

「黙れフリーダム筆頭。朝から散々はっちゃけやがって」

「更識家次期当主って疲れるものなのよ?」

「だからって俺でストレスを発散させるな」

俺は虚さんに視線を向ける。

「ねぇ、ちゃんとこのバカの手綱握っててくれませんかね?」

「……………可能な限りやってるつもりなのですが…はぁ…」

あぁ、うん。貴女も苦労してんですね…

「なによぉ、私が悪いって訳ぇ?」

「おや、自覚があったんですねお嬢様」

「なんだ、自覚があったのかお前」

俺と虚さんの言葉が刀奈に突き刺さった。

「簪ちゃ〜ん!従者と弟がつめたいの〜!」

と刀奈が隣にいた簪に抱き付く

「お姉ちゃん…ウザイ」

簪の絶対零度の視線が刀奈を貫き…

「おい、誰が弟だこのアバズレ」

俺の養豚場の豚を見るような視線が刀奈の心を抉る。

「ごふぁ!」

あ、落ちた。

「ま、このアホウは放っておこう。次は姉さんの試合だからな」
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