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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第四十一話
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「で、何を聞きたいんだ?大丈夫、アンタの夫はちゃんと仕事してるぜ。
間違っても不倫なんざしてねぇから安心しろ」

「おい!」

「まずは…そうだね…アンタがヴィッサリオンの雇い主って聞いてたけど…
その金はいったい何処から出てるんだい?」

ふーん…

「夫婦に娘二人、アンタら家族が不自由無く暮らせるだけの金は払ってるぜ。
なんせ箒の護衛は今現在一番危ねぇ仕事だしな…」

「そうだねぇ、でも私達が使ってる金が汚い物かってのは気になるのさ」

汚い金?

まぁ…確かに多少汚いが…

「大丈夫、ちゃぁんと綺麗に洗った金さ」

「どういう事か聞かせて貰おうか」

「んー…」

どうしようか…まぁ、いいか…

「北の某国ってあっただろ?
まぁ、今は亡国だけどね」

「吐け」

おぉう、怖い怖い…

「で、その亡国の将軍ファミリーってスイス銀行とか友好国とかの銀行に亡命資金用意してたんだけど……
束さん…プロフェッサー・タバネがそれをパチッてきました」

「は?」

「北のファミリーが預けてた数百億ドルの内の70億ドル。その一部が箒の護衛費用…つまりアンタの夫とその部下の給料に使われてんのさ」

俺の言葉に二人は驚いている。

「安心していいよ、カジノで洗ってきたから」

「余計安心出来なくなっちまったよ…」

まぁ、フィグネリアの言いたい事もわからなくもない…

「プロフェッサー・タバネはその内の一億をベガスのカジノで増やしたぜーって自慢してた」

「そんな事は聞いてないよ…」

うん、知ってる。

「それに箒の護衛もペーパーカンパニーの警備って事になってるから…
なぁ、シルヴヴァインの社長サマ?」

「ああ、だから心配する必要はないぞフィーネ」

「そうかい…」

「で、他にはある?」

「そうさねぇ…なら…白騎士の正体は?」

そうきたか…

「それは言えないなぁ…というか…その質問をするって事は予想はついてんだろ?」

「ああ、アンタとアンタの姉だろ?」

「ご想像にお任せするよ」

「そうかい」

「で、他には?」

「いや、特にないね」

「そう」

「これから夫共々宜しく頼むよ」

さてと…

「じゃぁ、そろそろ御開にする?」

「そうだな…姫を呼んでくる」

「その必要は無いぞ」

例のスマホを取り出し、箒にかける。

「もしもし箒?」

「『どうした?』」

「話は終わったから戻ってきてくれ」

「『わかった』」

「じゃ、切るぜ」

プツッ

「すぐ戻ってくるぜ」

一分ほどして箒が戻って来た。

「一夏、話はついたのか?」


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